月間活動報告2026年4月

月間活動報告2026年4月号ができました。

 

 

現地報告

インド案件視察及びカリタス・インドとの協議
2025年から開始した「オリッサ州コミュニティの災害強靭化プロジェクト」の実施状況の確認と関連する協議のため、3月にインドに出張してきました。このプロジェクトでは防災のモデル自治体4か所が、他自治体の参考になるよう、村落防災委員会の機能強化、防災計画や避難訓練、そして災害弱者になりがちな貧困層世帯の日ごろの生計をたてるための支援策の標準化を進めています。各自治体を訪問すると、その村の地理的特性からどのような災害が想定されるのか、災害時の行動をどのようにとるのか発表をしてくれました。

©カリタスジャパン

インドは世界最大の14億人の人口をかかえ、日本の9倍の国土をもつ大国で、首都デリーから飛行機で2時間、そして州内も長時間のドライブをしなければならないほど広く、どこに行ってもヒンズー教の神様の使者とされる牛が大事にされています。彼らもお店を覗いたり、道路脇で休息していたりとマイペースで生活を楽しんでいるようです。

どこにうかがっても辛いカレーが出てくるのは困りましたが、食器を使わず木の葉に盛り付け、素手で食べ、地球に優しい国です。

©カリタスジャパン

新興経済国としてBRICsやG20に加盟しているインドです。他国にはない民間企業によるNGO支援制度もある点では日本より進んでおり、CJによる支援もかなり限定的になるであろうと感じた視察となりました。本視察報告への質問やコメント等ありましたら、ヘッダーのメールアドレスにてお寄せください。

 

会議関係

カリタスジャパン審査会(3月26日)
国内緊急案件1件、国内一般案件2件、海外一般案件2件が、審議の結果、カリタスジャパン委員会に提出されることになりました。

 

援助金交付先一覧(20261日〜31日)

■海外案件
カリタスムワンザ
ヴィタンドゴ・プロジェクト                  4,609,500円
タンザニア北部ムワンザ州クウィンバ郡の小学校低学年の子どもたちに、読み書きと計算の力をつけるため、放課後に校外で学ぶ場を提供する事業です。これまでのプロジェクト活動を通じ、多くの子どもたちの基礎学力が向上したことを受け、2027年からは郡教育事務所がプロジェクトを引き継ぐため、CJ支援は今年末で終了予定です。

 カリタススぺスウクライナ
ウクライナ戦争に対する継続的な支援(5年目)          4,609,500円
ロシアによる特別軍事作戦が5年目に入り、ウクライナ東部と南部から退避した住民の帰還が行われており、また身体の不自由から退避を行えない住民もいることから、国内避難民を含め、多目的現金給付、また越冬のための燃料費の支援を行う事業です。加えて長期化する支援活動によるカリタススタッフの燃え尽き症候群の予防のためのストレス管理も行います。

■国内案件
KVOAD(くまもと災害ボランティアネットワーク)
令和7年8月大雨災害被災者支援への越冬家電等支援事業2月分    233,213円
令和7年8月熊本県での記録的な豪雨により、被災者は、建設型仮設住宅12戸、賃貸型仮設住宅287戸、公営住宅等49戸の計348戸で困難な仮の生活を余儀なくされ、中には困窮状態に陥る方もいます。そうした災害起因の困窮世帯に、当初は越冬のための家電製品に限定して支援していましたが、必要不可欠な洗濯機などの電化製品が水没し、新たに入手することが難しい世帯もあることがわかりました。そこで、引き続き孤立防止のための訪問活動と共に、こうした世帯のニーズに応えるために家電の範囲を拡大して支援を行います。