成り立ちと歴史

 

社団法人「カリタス会」(1946-1965)
1946年
終戦直後の1946年、ララ物資を全国に配布する受け皿として、日本政府は「LARA救済物資中央委員会」を設立。カトリックからは中央委員会委員として、日本カトリック復興委員会の委員が任命され、カトリック教会を窓口としたララ物資、ケア物資の配布が行われた。
1948年
「社団法人 日本カリタス会」創立。
バチカン国務省によるカトリック社会事業の国際的調整に関する回状を受け、全国教区長会議および教区連盟理事会は、「社団法人カリタス会(貧困者救済会)」を全国的に設立し、教区連盟社会事業部を中心として各教区に担当司祭1名を任命して運営にあたることを決議する。
「カリタス会」は、日本におけるカトリック教会関係各種社会事業の指導、斡旋を目的とし、全国なカトリック社会事業連合として、LARA物資の受け取り、配給にあたる。
1951年
「Caritas Internationalis(国際カリタス)」が創設された。
カトリック教会の社会福祉機構として教皇ピオ12世が創設。
1956年
「日本カリタス会」がカトリック中央協議会の「社会福祉部」となることが決まった。
1958年
6月23日 カトリック中央協議会館で「日本カリタス会 第1回総会」が開催された。
社会福祉司教委員会(1966-1969)
1966年
「日本カトリック司教協議会」が結成された。また、諸司教委員会が編成され、「社会福祉部」は「社会福祉司教委員会」となった。
四旬節「愛の運動」(現在の「四旬節キャンペーン」)が始まった。
1969年
国際カリタスの要請を受け「日本カリタス」の創立に向けて「カリタス・ジャパン」設立準備委員会が発足する。
カリタス・ジャパン(1970-1983)
1970年
「カリタス・ジャパン」創立。
1月29日 カトリック社会福祉団体間の相互援助と協力を促進し、他の関係諸団体及び国際カリタスとの緊密な連携を保つことを目的として「カリタス・ジャパン」が創立された。社会福祉司教委員会の実行機関となり、「Caritas Internationalis(国際カリタス)」のメンバーに加わった。
1974年
司教協議会総会において「社会福祉司教委員会」が「社会司教委員会」として司教のみで構成される委員会となり、同時に「カリタス・ジャパン」は日本司教団より委任された協議会的な自主活動を行う機関と定められた。
1975年
国連難民駐日事務所からの連絡を受けて、横浜港に着いたベトナム難民約50人に対して、カリタス・ジャパンが宿泊の手配等の援助を実施。(その後日本が1万人以上のインドシナ難民を受け入れるにあたっての先駆的取り組みとなった。)
1981年
カリタス・ジャパン事務局は東京・番町(四谷)の中央協議会から飯田橋に移転。
社会福祉委員会(別称 カリタス・ジャパン)(1984-1995)
1984年
「社会福祉委員会(別称カリタス・ジャパン)」と改称され、社会司教委員会の直属組織となる。国際カリタスには「カリタス・ジャパン」で加入している。運営委員会、社会福祉推進部会、援助活動部会、特別事業部会(難民定住委員会事務)、募金活動部会が置かれる。
1992年
東京・潮見に「日本カトリック会館」が落成、カリタス・ジャパン事務局も潮見に移転した。
1994年
ルワンダ難民救援活動開始。ルワンダ難民キャンプ支援事業に初めて人を派遣し、1995年5月まで続けられた。
社会福祉委員会・カリタスジャパン(1995-2003)
1995年
「社会福祉委員会・カリタスジャパン」と改称。社会福祉委員会とカリタスジャパンの活動内容を明確化し、それぞれに担当司教が置かれる。
カリタスジャパン(2004-)
2004年
臨時司教総会にて「カリタスジャパン」と改称することが承認された。カリタスジャパン委員会、社会福祉活動推進部会、援助活動推進部会、国際デスク、HIV/AIDSデスクにて構成される。
2010年
社会福祉活動推進部会を「啓発部会」、援助活動推進部会を「援助部会」に名称変更となった。国際デスクは「援助審査会」となった。HIV/AIDSデスクは、カトリック中央協議会社会福音化推進部のデスクとして独立した。
2011年
東日本大震災への対応。仙台教区が中心となり、その他教区が協力する緊急救援・復興支援活動を支援した。(2017年現在継続中。)