月間活動報告2019年8月分ができました。
排除ZEROキャンペーン
●リレー写真展(札幌教区、大阪教区/ 7月19日~8月18日)
7月19日から8月18日までの1か月間は、札幌、さいたま、大阪、広島の4教区にて写真展を実施しています。
札幌教区は4地区4教会、さいたまは7ブロック32教会、大阪は3地区6教会、広島は5県5教会にて開催中です。
●難民移住移動者委員会 東京管区セミナー(埼玉県:大宮教会/7月27日)
テーマは「排除ZEROキャンペーン」で、カリタスジャパンからも参加してキャンペーンのねらいや取組の説明を行いました。
その後、パネルディスカッション、山野内司教主司式の派遣ミサが行われ、約100名が参加しました。また、会場ではリレー写真展も同時に実施しました。
援助金交付先一覧(2019年7月1日〜31日)
国際カリタス緊急支援要請
1.レバノン:シリア・イラク難民、受け入れコミュニティ住民支援(EA023/17Y3・CJ REF 031-19)
援助団体:カリタスレバノン ¥540,150
レバノンでは人口の1/4以上を難民が占める状態が長期化していますが、難民、受け入れ住民ともに引き続き支援を必要としています。カリタスレバノンは収入創出など生活支援のほか、教育、難民に優しい社会作りの支援を行います。
2.シリア:アレッポ都市部住民紛争復興・生活再建支援(EA16/18 Y2・CJ REF032-19)
援助団体:カリタスシリア ¥605,750
9年間にわたる内戦によりシリア全土で社会インフラは破壊され、社会は荒廃してしまいました。子どもや妊産婦、障がい者などの人々は特に弱い立場にあります。カリタスシリアは紛争地の総合的な復興支援を行います。
3.モザンビーク:サイクロン「イダイ」「ケネス」洪水災害復興支援(EA15/19・CJ REF033-19)
援助団体:カリタスモザンビーク ¥1,080,300
モザンビークはサイクロンや洪水、干ばつにたびたび襲われる国ですが、今年の水害は広範囲にわたって最悪の規模の被害をもたらしました。カリタスモザンビークは、生計手段、水と衛生環境、住環境の回復支援を行います。
4.ニジェール:反政府武装勢力による攻撃と食糧不安の複合的影響による被災地帯の復興 (EA16/19・CJ REF034-19)
援助団体:カリタスニジェール ¥606,350
ニジェールでは現在政情不安と食糧危機により30万人以上が深刻な人道危機の状態にあります。カリタスニジェールは引き続き、難民、国内避難民の多い地域で、受け入れ住民も含めて食料、生活用品、収入創出活動などの支援を行います。
海外援助
1.アル・ジャジーラ地域の国内避難民、地元住民、難民人道支援(CJ REF 030-19)
援助団体:カリタスシリア ¥1,211,500
シリアでは現在帰還者の生活再建が大きな課題となっていますが、多くの難民、避難民キャンプを擁するアル・ジャジーラ地域では、昨年の武力衝突により新たな避難民が発生しました。カリタスシリアは主に医療支援を行います。
国内援助
1.東京教区:移住者の権利キャンペーン2020「ここにいるKokoni iru」3/3年目 (CJ REF19-020)
援助団体:移住者と連帯する全国ネットワーク ¥1,300,000
当該ネットワーク団体は、日本国内に約230万人いる移住者の存在を伝え、移住者に対する認識を深めるため、政策提言プロジェクトの一環として3年間のキャンペーンを実施しています。3年目となる今年は、徐々に自己資金を獲得できるようになってきましたが、一部資金が不足する部分をカリタスジャパンが支援しました。
2.名古屋教区:外国人労働者救済支援センター(シェルター)運営事業 (CJ REF 19-021)
援助団体:労働相談.com ¥2,500,000
岐阜県にある当該団体は、技能実習生や留学生として来日し、支援を必要としている外国人の援助を行っています。支援を求める人は全国からこのセンターにやって来ます。行き場のない人にはシェルターを提供しています。カリタスジャパンはその運営資金の一部を支援しました。
3.福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業 6月分(CJ-REF 19-024)
援助団体:熊本災害ボランティアネットワーク ¥216,136
熊本地震で家を失い、仮設住宅や見なし仮設で生活している方々への物資の支援を、地元の団体と協力しながら、継続して行っています。