月間活動報告2025年5月

月間活動報告2025年5月号ができました。

 

会議関係

援助審査会(4月11日)
国内緊急案件3件(能登地震3件)、海外緊急1件(ミャンマー地震)を承認し、海外一般3件(コンゴ、ラオス、モンゴル)、国内一般4件、東日本2件はカリタスジャパン委員会にて審議することになりました。

 

援助金交付先一覧(20251日〜30日)

カリタスコンゴ
北キブ州及び南キブ州の国内避難民及び帰還民への緊急支援                       1,419,400円                            コンゴ民主共和国北東部は政府の統治がおよんでおらず、大統領に対抗する複数の勢力が政府軍と対峙しています。1月に北キブ州、2月に南キブ州の各州都が反政府勢力に占領され、多くの住民が教会や教区施設に避難しているため、食料や安全な水の提供、健康相談や治療、衛生啓発活動を行います。

 

カリタスポーランド
イエメン緊急支援2025                      1,419,400円
アラビア半島南端に位置するイエメンでは2015年から内戦状態が断続的に続いており、特にアデン県やハドラマウト県では女性や女児、障害者、被差別民、国内避難民など数百万人もの人々が劣悪な生活環境にさらされています。そのため両県の一次医療施設の強化、安全な水の提供と衛生啓発活動、女性と少女の保護のためのシェルターと心理社会的支援を行います。

 

カリタスアジア
カリタスカザフスタン緊急支援                   2,554,920円
カザフスタン政府による国内法の解釈変更により、カリタスカザフスタンは今年に入り管理部門(人件費・物件費)の支払いが行えない状態が続いています。そのため事務所家賃3か月分を支援するものです。

 

カリタス東京
ミャンマー地震緊急援助事業                     2,000,000円
ミャンマーの教会は、東京教区にとって姉妹教会であり、長年友好関係にあるドイツ・ケルン教区とともに多様な支援を行ってきました。今回の地震に際しても、現地と連絡を取り合って、適切な緊急支援を行います。

  

 カリタスミャンマー
ミャンマー地震対応                        3,264,400円
3月に発生した地震により、推定350万人(その3分の1は子ども)が屋外避難を余儀なくされています。被災者の食料や生活用品ニーズを満たすための現金給付、避難所の環境整備、被災住宅の修理、安全な水の確保、衛生状態の確保を行い、さらに被災者の収入機会創出のための資金提供とマーケットの復興を支援します。また、近親者を失った被災者に対するカウンセリングを通じたトラウマケアを行います。

 

マンダレーのごみ処分場に避難した人々 ©CRS