月間活動報告2026年2月

月間活動報告2026年2月号ができました。

現地視察

コンゴ民主共和国
2025年に施設修復・増築のための支援を決定した中西部クウィル州バンドゥンドゥ市のヘイワ学園保健センターの公式開所式がこの1月に開催され、出席してきました。

開所式の様子@Caritas Japan

ヘイワ学園は3,000人を超える小・中・高校生が在籍する私立学校で、その高等部栄養学科生徒の調理実習、あるいは地域の妊産婦や子どもに対する栄養指導を行うために栄養センターを立ち上げました。今回、施設の修復を行うことで機能を強化し、同国保健システムのクウィル州の拠点として再オープンしました。アフリカ大陸の中でも保健数値・統計が劣悪な同国の状況の改善に貢献することが期待されます。

 

会議関係

カリタスジャパン援助審査会(1月16日)
国内緊急案件2件が申請通り承認され、国内一般案件2件、海外一般案件2件が審議の結果カリタスジャパン委員会に提案されることになりました。

 

援助金交付先一覧

■海外案件
カリタスエルサレム
健康、緊急支援、生存に不可欠な物資に関する危機対応            15,197,880
2023年10月に始まったイスラエルとの紛争は、2025年10月の和平合意により停止し、現在一斉に様々な支援がガザ地区において行われています。しかし、2年間のイスラエル軍によるジェノサイドと形容される攻撃により、パレスチナ及びパレスチナの人々に深い傷を残しました。食料や安全な水の提供支援、保健・医療サービスの回復、メンタルヘルス面の支援、越冬支援、義肢義足の技術支援等を通年で実施する予定です。

カリタスインドネシア
洪水及び土砂崩れ被災者への人道支援                    1,851,400円
2025年11月に発生した熱帯低気圧セニャールにより、スマトラ島北部は暴風雨に見舞われ、洪水や地滑り、インフラの損壊を引き起こし、死者数は990人を超えました。発災直後から多くの国際支援団体が救援活動を行っていますが、それら支援がメダン、パダン、アチェなど大都市に集中していることから、カリタスは山岳地域のシボルガ教区に拠点を置いて、被災者に対する食料パック・調理器具・衛生キットの供与と、給水所・共同トイレの設置、住居の修繕や生計創出活動に必要な技術研修の実施を行います。

国際カリタス
カリブ海島諸地域のハリケーン被災者支援                  1,588,900円
2025年9月に発生したハリケーン・メリッサにより被災した島諸国において、特に脆弱な世帯(女性世帯主、高齢者世帯、障害者世帯等)に対し、食料・安全な水・生活必需品の提供、栄養・食品安全・保健衛生・児童保護などの啓発活動を行うカリタスに対し支援を行います。

 カリタスカンボジア
カンボジア・タイ国境における軍事衝突に対する緊急支援(追加支援)      3,177,800円
2025年5月に発生したカンボジアとタイの国境紛争は米国やマレーシアの仲介により、10月に停戦合意がなされたが、12月に再度タイ国軍による越境攻撃が発生したことにより国境地帯の住民が退避を余儀なくされました。既に8月にカンボジアの国内避難民のための避難施設建設やメンタルヘルス支援活動に対する支援を行ってきたところですが、追加的に支援を行うものです。

エチオピア・カトリック教会社会・開発委員会
干ばつ及び紛争による被災コミュニティに対する人道支援           1,851,400円
エチオピアは地理的条件により砂漠化が進行しやすく、連動して食料と安全な水の不足、栄養失調に見舞われる世帯が多くあり、加えて2022年の内戦から立ち直れていない地域がほとんどです。そのため、地域社会を安定させ、コミュニティの回復力の底上げを図る必要があり、中でも最も脆弱な世帯を特定し、その安全な水を確保することができるよう給水施設の改修、食料を確保するために必要な現金給付、農業生産を回復させるための種苗配付、5歳未満児に対する栄養補助食品の配付を行います。

カリタスハイチ
ハリケーン・メリッサによる被災者と国内避難民を支援するための統合的人道支援
                                     1,588,900円                      今年カリブ海で発生したハリケーン・メリッサは多くの国々に被害を与えましたが、国内で暴力行為が多く発生しているハイチでもさらに脆弱な人々に追い打ちをかけるような自然災害を引き起こしました。そうした被災者に対し、食と栄養の状況の改善、被災者が経済的に自立できるよう技能研修や資金管理研修機会の提供、これらを実施するカリタスハイチ自体の能力開発に向けた各種研修を行うための支援を行います。