 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| |
 |
第2四半期はまれに見る酷暑となり、全国的に、長引く日照りで多くの雨水貯水池が干上がる事態となりました。雨季の始まりの遅れで熱波の影響が拡大し、各地で水不足が深刻化しました。このような状況下、プログラムは予定通り、特に住民の自助グループ強化を通した生活再建に焦点を置いて実施されました。
公共施設
小学校、クリニックなどの再建が行われました。(クリニックには、住民委員会が村の保健局に要請した結果、政府が常勤の看護師を派遣することになりました。)これらの建物は、暴風雨時に一時避難所としても使用される多目的施設です。道路と池が建設されました。道路ができることにより、住民は諸々のサービスや外部へアクセスしやすくなります。スウェ・タ・ハ(STH)では住民が主導力を発揮し、道路延長のために労働力などを提供しました。工事にはできるだけキャッシュ・フォー・ワーク制度を用い、1,198人が受益しました。
水と衛生
STHのKan Kwin村では鉄セメント製のタンクが完成し、飲料水へのアクセスが改善しました。パテインでは100世帯にトイレが設置され、家庭の衛生環境が向上しました。さらに衛生啓発を行って効果を補完しました。スタッフによる視察では、ほとんどの家庭でトイレがきちんと保持され、使用されていることが確認できました。
生計手段
引き続き、小自作農、土地なし季節労働者、漁民の最貧3グループを対象に支援を行っています。
小自作農:種籾の改善、有機肥料作りのワークショップを行い、353人の農民が参加しました。第2四半期の終わりまでに新たに11人の農民が自分の土地を実地演習用に提供し、グループのメンバーがそこで共に学んでいます。385世帯に種籾が配布されました。農家は米バンク委員会を作って支援を受けていますが、今期も新たに委員会が結成され、累計で147となりました。8機の手押しトラクターと、317頭の水牛が農民の自助グループへ提供されました。これらの投資により、耕地を広げ、種まきの時期に間に合うよう土地を準備することができます。179世帯がマイクロクレジットを利用して、米やその他の作物の生産のために必要な資金を得ました。
土地なし季節労働者:家畜飼育、漁業、小規模起業の支援を行いました。ヤンゴンとパテインで家畜の効果的な育て方のトレーニングが引き続き行われました。220世帯が豚または鶏飼育の支援を受けました。2,828人が小規模な収入創出活動(小さな商店、家庭菜園、食品加工販売、家畜飼育、自転車修理など)を始めるための資金援助を受けました。パテインでは、女性の家計収入のため、裁縫や手芸のトレーニングが行われています。機械修理のコースも実施されています。
事例:ミャンマーの若者の夢を叶える
15歳のMi Mi Zinの両親は彼女を小学校までしかやることができませんでしたが、彼女は今ではDunbiの職業訓練センターで行われた4カ月のコースを修了しました。センターは、男子に溶接とエンジンの修理、女子に裁縫と刺繍のコースを実施しています。60人の受講生全員の食費と宿泊費、および材料費はセンターが負担します。 |
|
訓練で受講生は知識や技術を身に付けるだけでなく、コミュニケーションを学び、精神性を伸ばし、団結して目標を成し遂げることを学びます。Tayokegone村の漁師、20歳の青年Soe
Aungは5年生で学校を辞めて以来、こういった訓練を受けることができるとは夢にも思わなかったと言います。裁縫のコースでは訓練終了後、貧しい家庭の修了生にミシンを提供しています。センターは2006年にオープンしたもので、今年から職業訓練のコースが始まりました。次期コースは8月に始まります。
漁民:漁業を営む11世帯にボートが提供されました。また、漁網やその他漁に必要な道具を買うための資金援助もなされました。その他技術支援や、入域料についての所有者との交渉もサポートします。
保健
2009年中盤から、ヤンゴン、パテイン、STHで基礎保健教育とHIV/AIDS・性感染症予防の啓発支援が行われています。今期、21の村から1,011人がトレーニングに参加しました。さらに15人の村落保健ボランティアがトレーナー養成訓練を受けました。村では、手洗いの励行や家畜を囲い飼い、個人の衛生習慣の向上によって、健康状態は良くなっていると報告されています。 |
|
STHでは住民の意識が高まり、子どもの予防接種や、マラリアやデング熱などの蚊を媒介する病気、結核などの予防といった行動が取られるようになりました。
心理ケア
成人男女へ63回の個別カウンセリングが実施されました。子どものカウンセリングキャンプが行われ、子どもたちは現在の心境を話したり、遊んだり絵を描いたりして過ごしました。カウンセリング、傾聴技術、トラウマケアの基礎・上級トレーニングも行われ、スタッフと村のボランティア80人が参加しました。現在パテインの心理スタッフは167の個別ケースを抱えています。心理ケアの成果として今期、家族や隣人への怒りをコントロールできるようになった、昨年より感情の爆発が起こる回数が減った、などの報告がありました。多くのクライアントが現在、ナルギス後避けていた家庭や地域の行事(葬式、結婚式、収入創出活動など)に参加でできるようになったと言います。
教育
校舎が完成し、ヤンゴンでは教師を地元当局に要請し、パテインでは55人の地元ボランティア教師のトレーニングを行いました。また、多くの村で子どもの入学登録が推奨され、128世帯が子どもを小学校へ入学させました。最も困窮している家庭の65人の子どもに学習用具が提供されました。全ての対象地域で、子どもの保護と権利についての啓発活動が行われており、今期、5つの村で125人の住民および教師がこの啓発セッションに参加しました。
緊急事態対応・災害リスク軽減(DRR)
今期、ヤンゴン、パテインの23の村でDRRについてのセッションが実施され、712人が参加しました。こういったセッションを行った結果、DRRを採用するコミュニティが増えてきました。それぞれの村には災害対応委員会の設置が奨励されています。雨季が始まり、気象情報の素早い伝達について意識が高まっています。コミュニティ組織の指導者はメンバーに、緊急用具一式(拡声器、懐中電灯、救急箱など)をそろえるよう呼びかけています。パテインでは、季節外れの酷暑で貯水池が干上がったため、緊急事態対応の一環として極度に困窮している3つの村で250世帯に10万リットルの水を供給しました。また、雨水貯水用のタンクが6つの村874世帯に配布されました。 |
 |
2008年5月に発生し、14万人もの死者・行方不明者を出したサイクロンの復興支援2年目が行われています。復興2年目では、1年目で組織した既存の自助グループやコミュニティグループの強化、新規グループの結成を通した生計手段の回復に特に力を入れています。
多目的サイクロンシェルター(普段は学校や公民館などとして使われ、サイクロン時に避難所として機能する)、橋、道路、堤防などの公共の建造物の再建が引き続き進められています。こういった社会基盤は、農村での経済活動に必要なだけでなく、特に女性、子ども、お年寄りの、病院や学校へのアクセスを容易にします。個々のプロジェクトは村人の参加によって立案され、人々はプロジェクト遂行の責任も負い、自ら持っている資金や労力も提供します。将来的な、施設維持管理のための委員会も立ち上げました。
水へのアクセスも重要です。雨水貯水のための池の整備と水タンクの準備が、6月から始まる雨季の前に完了しました。生活用水として利用する水が家畜の侵入によって汚染されないよう、貯水池にはフェンスが備えられています。この作業はキャッシュ・フォー・ワーク(作業の労働に対価を支払う)を通して行われました。水委員会の設置も支援しました。水へのアクセスが容易になったことで、水汲みの時間が大幅に短縮され、人々はこの時間を生産的活動に向けることができるようになります。
生計手段の回復支援では、最も困窮している@小農、A土地なし農民、B土地なし漁師の3つのグループを支援しています。@には保証済みの種籾や、有機肥料生産についてのワークショップを行いました。また、借り受けた種籾で生産を行い、収穫時に利子をつけて返却するしくみの米バンクを導入し、うまくいっています。手押し式トラクターや水牛もグループへ提供されました。さらに、マイクロクレジット(小規模融資)の利用もサポートしています。
Aには家畜飼育や漁業、小規模起業など農業に代わる生計手段を提案しています。これは、土地なし農民が耕作地を求めてマングローブの森を伐採するなど、危機状態にあるデルタ地帯の生態系を守るためでもあります。プログラムでは家畜飼育のトレーニングを行った後、豚、家禽 、山羊などの飼育グループを発足させ活動を開始しました。また、収入創出活動(家畜飼育、家庭菜園、干し魚、鮮魚、食品加工などを実施)の初期費用が貸し出されました。こういった経済活動に必須の、事業のマネジメント全般についての能力向上はこれからの課題です。女性起業家への職業訓練(裁縫や手工芸)、機械修理のコースも実施されました。
Bには漁業を再開するための資金やボートが提供され、これによって通常の生計を建て直すことができた人々は、何とか日々暮らしていけるようになりました。今後は漁法の改良や市場開拓などを進め、彼らのさらなる生活向上を目指します。
災害対策では、各コミュニティに災害マネジメント委員会の設置が勧められ、災害リスク軽減の啓発活動が行われています。各教区の災害担当スタッフの能力強化にも取り組んでいます。
保健医療面では、衛生習慣や感染症についてのトレーナー養成訓練や、特に貧しい村への薬品の提供が行われました。
サイクロン被災者の多くはまだまだトラウマに苦しんでおり、心理ケアのニーズは今でも非常に高いです。カウンセリングの必要な患者を見つけ出す役割を担う保健スタッフおよびコミュニティワーカーのトレーニングが、政府とNGOの共同事業として計画されています。
教育と子どもの学校への出席についての調査が実施され、ニーズに基づいて村のボランティア教師が採用され、訓練を受けました。また、サイクロンで両親を失い、祖父母や親戚と暮らしている、特にケアの必要な子どものために、彼らと接するスタッフの能力強化が実施されます。 |
 |
| 2008年5月にミャンマー南西部で14万人もの死者・行方不明者を出したサイクロンナルギス。その復興支援1年目が終了しました(現在は復興支援2年目(EA38/09)が進行中)。カリタスジャパンは1年目に10万USドル、2年目に20万USドルを支援しました。実施された活動は以下の通りです。 |
シェルター(住居)
2,095戸が完成し、持ち主に渡されました。災害に強い設計で、建設作業にも住民が参加したため、将来的に家屋を建設する際にもこの知識と経験が活かされることになります。人々は自分の家を持つことで自尊心を回復し、今後は災害の心配なく仕事に打ち込めると喜んでいます。
水・衛生
サイクロンにより井戸や貯水タンクが破壊される、水の移動販売業者が輸送手段を失う、池に海水が流入するなどの被害を受け、水と衛生状態に深刻な影響を及ぼしました。飲料水の確保が最優先課題とされ、支援側は住民と協力して井戸や池の建設・再生を進めました。71の村で99の手押しポンプ付き井戸と、8の貯水タンクが建設され、およそ1,916世帯が受益しました。また、39の貯水池が新設または修復されました。各家庭には水の保管のための水瓶が配布されました。人々がもともと住んでいた場所に復興作業のために戻ってきた人に対して、トイレ建材の提供と同時に、基礎衛生に関する啓発活動も開始しました。
心理ケア
凄惨な災害によって心的外傷を負った人々は、今でも心のケアを必要としています。村の代表者や教師、子どもの寮運営者などを対象に、トラウマカウンセリング技術のトレーニングが行われ、この修了者たちがカウンセリングを実施しました。老若男女合わせて1,927人が個別またはグループカウンセリングを受けました。また、特に子ども向けには「子どもキャンプ」が開催され、29回のキャンプに計2,047人が参加しました。この他、100人を超える住民ボランティアに、トラウマ応急処置のコースも実施されました。
|
子どものグループカウンセリングの様子
(C)国際カリタス
|
|
保健
村の保健指導員を養成するためのトレーナー育成を行いました。指導員は村々で保健啓発教育を行い、これにより人々が手洗いなど基本的な衛生習慣を身に付けたことで、下痢などの症例数が減少しました。HIV/AIDSの予防啓発も行っています。26人がトレーナーとしての訓練を受け、彼らによって1,291人の保健・HIV/AIDS啓発指導員が誕生しました。指導員
は、HIV/AIDSを含む予防可能な感染症に対する人々の意識が改善されたと報告しています。
|
教育
教育の分野では、特に就学前教育の促進に力を入れました。そのために、就学前のホリスティック(全人間的)な教育を行うことのできる教師の育成と共に、子どもの教育についてより責任を持てるよう、親やコミュニティリーダーとも協力しています。学校運営委員トレーニングや教師へのトレーニングを行い、参加者は新しい教授法や子どもとの接し方などを学びました。親やコミュニティリーダーは子どもの発達原理を学んだ後、自らの村でピアエデュケーター(仲間として共に学び合う指導者)として活動しています。特に困窮している被災した子ども5,816人には学用品が提供されました。この中には、親を亡くし、現在は教会の運営する寮で生活している子どももいます。
公共施設
学校、道路、橋、池といった公共施設の再建、修復を行いました。できるだけキャッシュ・フォー・ワーク(労働に対して賃金を払う)を通して行われ、この収入により人々は現地の市場から必要なものを買うことがでるようになり、地域経済も活性化しました。作業においては建材や労力の無償提供など、地元住民自身がよく協力し合いました。教育は村を挙げての最優先事項の一つで、10の小学校と1つの中学校が再建され、ここでは710人の生徒が勉強しています。幹線および支線道路(計12km)、18の木製の橋も建設・修復され、子どもたちや住民が安心して通学、通行できるようになりました。
生計
緊急支援から復興支援への移行に伴い、この復興支援1年目には、生計手段回復のための活動が中心的に行われました。徹底した住民主導のアプローチにより、それぞれの村の復興と開発の中心となる、村落復興開発委員会・村落開発委員会が全部で45設立されました。この委員会を通して、生計グループ(137の小規模起業グループ、127の水牛バンクグループ、66の連帯グループ、37の農業協会、21の自助グループ)への活動資金の受け渡しなども行われ、総勢6,174世帯がこれらのグループのメンバーとなっています(内65%は女性)。今では、村落復興・開発委員会の半数が、独自の規則を定めるなど完全に自立して機能しています。こういったグループ活動に参加することによって、人々の間に連帯感が生まれ、自発的な小さな集まりなども開かれるようになりました。グループ活動のための資本金や物資の提供は今後も続けられますが、この14カ月の間には、米バンクへ種籾5,293袋(2千人の農夫へ)が提供されたり、様々なグループへ家畜(水牛、山羊、豚、鶏、アヒル)が回転式(子を産ませて増やし返済する)で貸し出されたりしました。およそ8千世帯がこのような資金や物資の支援を受けました。この他、活動をより生産的にするための、種作り、堆肥(たいひ)作り、起業、家畜飼育、経理、簿記などのトレーニング、また帽子、鞄、ハンモック作りや機械整備などの職業訓練も行われました。
緊急災害対応
従来から教区の災害対応システムは、存在はしていたものの、ほとんど重要視されていませんでした。が、このサイクロンを機に、緊急時のメカニズムについて本格的な検討が始まりました。各教区に緊急事態対応チームが組織され、今回のサイクロン被災地だけでなく、全国の教区防災担当スタッフに、それぞれの地域に応じた様々な災害関係のトレーニングが行われました。トレーナー養成コースには宗教者、教区職員、自治体のリーダーなど91人、災害リスク軽減の基礎トレーニングには649人が参加しました。災害マニュアルの作成も進んでいます。この他、教区間の経験交流、防災計画の年次ワークショップ(200人が参加)なども開催されました。こういった活動はすでに、各地で雨季に起きた洪水や地滑り災害時に役立ったということです。 |
|
|
サイクロンナルギス復興支援1年目(EA35/08) 会計報告【総計 4,186,631USドル】
| プロジェクト費 |
|
|
事務所経費 |
|
| 生計手段 |
|
|
交通費 |
|
公共施設 |
|
|
スタッフ給与・経費 |
|
| 心理ケア・保健 |
|
|
その他 |
|
| 組織強化 |
|
|
事務経費 |
|
|
 |
| 復興支援活動は概ね順調です。この四半期の特筆すべき点は、農民グループ結成や、家畜の配布、職業訓練などを通した生計活動の回復、それに住宅の完成です。DRR(災害リスク軽減)トレーニングやトラウマカウンセリングも引き続き行われており、他の村や教区からの要望もあります。 |
● 住宅
419戸の風に強い住宅が完成し、住民に渡されました。設計のしっかりした家を得たことで、今後の災害に怯えることなく生計活動に集中できることを住民はみんな喜んでいます。幼稚園と小学校がそれぞれ1棟完成し、23人の幼稚園児と107人の小学生が安全快適にクラスに通えるようになりました。現在さらに6校が建設中です。道路と池の修復がキャッシュ・フォー・ワーク(CFW)を通して行われ、130世帯が短期間の収入を得ることができました。その後ボランティアで建設活動に励む住民もいます。池の水の浄化作業もCFWを通して実施されました(132世帯575人が参加)。家計が収入を得たことで購買活動が活性化し、経済を刺激しています。
● 水・衛生
上記のように、池の浄化作業が進んでいるため、村人は安全な水を使用することができています。スウェ・タ・ハーのMi Chaung
Ai村では121のトイレが各世帯に設置されました。
● 心理面の支援
大人向け個別カウンセリングが369回行われました。この評判は上々で、近隣の多くの村からカウンセラー派遣の要望が出ています。カウンセリングを受けた被災者は、誰かがただ話を聞いてくれるだけで心が楽になった、と話しています。子どものためのカウンセリングキャンプも6回実施され、この効果で学校での子どもたちの学習能力が向上したと親や教師が話しています。大人のカウンセリング、子どものキャンプとも、受益者は男女ほぼ半数ずつだということです。 |
子どものトラウマカウンセリングキャンプ
© 国際カリタス |
|
村のボランティアに対するカウンセリング技術訓練も引き続き行われており、60人が入門コース、10人が初級コースを終えました。準カウンセラーに対しては上級コースも実施されました。
|
● 生計
米バンク(8グループ、380人のメンバー)、水牛バンク(7グループ、211世帯)、農民自助グループ(26グループ、466人の小農)が組織されました。ほとんどの女性住民が参加しての62の連帯グループができました。全部で1770世帯が181の小規模起業グループを構成し、グループの融資で収入創出活動を始めています。村の復興開発委員会も結成されましたが、グループ規約の未整備などまだ充分に機能しているとは言えません。この分野については引き続き支援を行っていきます。
田植えの時期に間に合うように1000袋分の種籾が配布されました。現地の市場で購入したものです。
機械工や手工芸の職業訓練が引き続き行われています。前者は21の村で実施され、565人の男性が村に放置されている故障したトラクターの修理を主に学びました。受講者からは、他の農機具についても訓練を受けたいとの声が上がっています。後者は12の村で行われ、356人が受講しました(内、343人が女性)。彼らが作った帽子や鞄、ハンモックなどが今現地の市場で売られています。造花は家や寺、教会を飾るために。裁縫や伝統的なスナック作りの希望が寄せられています。
こういった活動から参加者は互いに協力する良さを経験し、コミュニティには明らかに連帯感が生まれ、人々は普段から集まったり話し合いをしたりするようになりました。
● 緊急事態対応・対策
77の村で災害リスク軽減(DRR)トレーニングが行われました。各村に災害管理委員会が設けられ、それぞれが村の災害マップや災害対策プランを作成しました。災害マップは現在村の公共の場所に掲示されています。トレーニングを終えた村では、重要書類の保管に気をつける、家の周辺に土手を造るなど様々な防災努力が試みられています。もちろん、再建された住宅自体が災害に強いデザインになっています。
DRRの入門トレーニングを行った後は、15の教区からそれぞれ2人の代表が、デルタ地帯の14の村を訪れ、どのように災害対策が行われているかを視察しました。 |
|
トレーニングの効果は、同国北部のカチン州の州都ミッチーナで起きた洪水への対応の迅速さや、Toung
Ngu教区における地滑り災害のニーズ調査実施時のスタッフの自信などに見られます。多くの教会から、自分の小教区でDRRトレーニングを実施してほしいと要請が寄せられています。
|
● 保健
今後中心的な保健トレーナーになるよう選ばれた24人の村人が指導者要請トレーニングを受けました。その後彼らは29カの村の765人にHIV/AIDSを含む感染症の予防についてトレーニングを実施しました。参加者は受講後衛生習慣が向上し、家族や近所の人たちにも得た知識を伝えていくことが期待されています。
● 教育
幼児教育プロジェクトでは、16人の教師に1カ月のトレーニングが実施されました。参加者は、子どもたちのより全人格的な成長を目指す、新しい教育手法や技術を学びました。20人の親と村のリーダーにも、子どもの成長についての短期トレーニングが実施されました。トレーニングにはまた、良い親となるために、健康な妊娠と出産について、といった内容も含まれています。 |
| |
 |
この四半期はモンスーン(雨季)にもかかわらず、住宅や学校の再建が継続して進められました。雨が始まったため、簡易居宅に住む1500世帯に屋根用のわらぶきが配布されました。農協やコミュニティグループの設立、職業訓練、資金や籾米、家畜の貸し出しなど、生計手段の分野において顕著な進展が見られました。ヤンゴンでは啓発トレーニングと共に幼児教育プロジェクトも始まりました。
また、パテインでは5月2日にサイクロンナルギスの1周年記念式典が行われ、500人を超えるキリスト教、仏教、ヒンズー教の指導者および信徒が参列しました。 |
● 住宅
487戸の住宅が完成しました。設計に関して改良が重ねられています。受益者は各村に存在する委員会で決められます。新居を得た家族は、家を拡張したり、家の周囲に洪水の侵入を防ぐ堤防を作ったり、家の寿命を延ばすために竹や木材でできた外壁を油で塗ったりと、オーナーシップを発揮しています。家は彼らにとって誇りと自信の源であり、人生の大きなターニングポイントとなっています。
● 公共インフラ
デダイェのPauk Kone村とラブッタのPhyan Kone村に設備の整った小学校が完成しました。この建物は可動性のパーテーションで仕切られていて、生徒の人数に合わせて自由に教室の大きさを変えられるようになっています。教育は住民にとっても最優先事項の一つであり、皆新しいしっかりとした学校に誇りを持っています。
ラブッタのAi Ma村に、住民のボランティア労働によって橋が完成し、住民の行き来が自由になりました。低地にある家々を洪水から守るため、池の周囲に堤防が造られました。同じくラブッタのスウェ・タ・ハーではCFW(キャッシュ・フォー・ワーク)を通して道路の修復が行われました。こういった公共事業はコミュニティの労働力を使うことによってプロジェクトのコストを削減しつつ、困窮状態にある住民の収入源として経済的な助けにもなっています。
 |
|
住民の自発的労働によって完成した橋(左/修復前、右/修復後)
© 国際カリタス |
Nyaung Lain Goneでの池の修復作業
© 国際カリタス |
● 水・衛生
406の新しいトイレが完成しました。地元で手に入る竹を使ったシンプルな作りのトイレです。井戸が掘られ手押しポンプが取り付けられました。CFWを通しての6つの池の修復が行われました。雨季の始まる前に完成し、最初の雨を貯めることに成功。今後もコミュニティの重要な水源として期待されています。
● 心理社会的支援
358回のトラウマカウンセリングを行いました。訓練を受けた10人の教区のファシリテーターはその技術を向上させています。また100人の村人が同様の訓練を受け、自分の村でカウンセリングを実施しています。さらに被災地出身の50人がトラウマ救急処置についての高度なトレーニングを受けました。6回実施され411人の子どもが参加した「癒しキャンプ」は今では非常に人気のある活動です。ヤンゴンとパテインで行われたトラウマカウンセリングの基本講座には60人が参加しました。ここで使用された資料は、今後の同様の講座の教材として使用します。
● 生計
| コミュニティレベルの活動が非常に活発に行われました。住民による村レベルのコミュニティ委員会は、ゆくゆくはプロジェクトを主導的に動かし、その持続性を保証するものとなるでしょう。この四半期には39の村の復興・開発委員会が発足しました。また、138の小規模起業グループ、33の米作グループ、最初の自助グループが組織されました。生計プログラムのよりよい実施のためには、コミュニティの主導性が重要です。 |
|
トゥウェンタイ、デダイェ、ラブッタで、委員会メンバーに対して、財務管理と簿記、籾米の生産と有機肥料、コミュニティマネジメント、家畜の繁殖、家庭内小規模起業、機械整備などのトレーニングが実施されました。四半期ごとに行われる振返りのワークショップは、プロジェクトへの主体的参加度を高め、多くの学びを得る場となっています。
米バンク委員会へ籾米、小規模起業委員会、連帯グループ、自助グループへは資金援助を行いました。水牛、山羊、豚、鶏、あひるは回転式(子を産ませ、返済する)で提供されます。こういった現金、現物の貸し出しは、最も貧しい2千世帯の助けになっています。
|
● 緊急事態対応・対策
ヤンゴン、マンダレー、タウンジーで、15教区166教会の信徒を対象に、災害リスク軽減(DRR)とコミュニティに根ざした災害対策(CBDP)についての入門講座が行われ、すでにこの雨季に各地で起こっている災害への対応に役立っています。コミュニティリーダー向けのトレーニングも実施され、村の災害マップ作りのための材料が100のナルギス被災地に配布されました。DRRトレーニング参加者は、緊急物資の重要性や食糧の安全な保管法などを学びます。パテインでは年次の緊急事態対応立案ワークショップが開催され、200人が参加しました。教区で、緊急時における職員の任務が確認され、救命胴衣や雨具、ボートが備えられました。DRRハンドブックが作成され、トレーニングで使用されました。家庭用の防災セットがヤンゴンとパテインの4つの村で配布されました。
● 保健・教育
特に困窮している6千人の子どもたちへ学用品が供与されました。この中には、災害で親を亡くし、教会の寮に住んでいる子どももいます。幼児教育プロジェクトが開始され、管理運営委員会のトレーニングや住民向け啓発セミナーも実施しました。 |
| |
 |
受付は2009年7月31日で終了させていただきました。
皆様のご支援ありがとうございました。 |
 |
|
|
この四半期、モンスーン(雨季)の始まりを目前に、住宅や学校の再建が精力的に進められました。地面が乾燥しているこの間に、200近くのトイレを設置することもできました。共有池が修復され、各家庭に貯水用のかめも配給されて、来るべき雨の季節に備えています。今後実際に雨季に入るまではこういった建設作業に注力し、その後は生活回復支援へと活動の重点を移していく予定です。
|
|
●
住宅
デダイェ、ラブッタで579戸の住宅が完成しました。建設には被災者を臨時雇用し(キャッシュ・フォー・ワーク、以下、CFW)、まだ生計手段回復の目処が立たない人々の暮らしを支えています。作業に当たっては、村の委員会が技術者と共にその進行を見守っており、これは作業の効率と質の向上に良い影響を与えているといいます。また、全ての被災者に新しい住居を提供できないことから、住民間で諍(いさか)いが起きないよう、受益者(最も困窮している家庭)の選択には十分な注意が払われています。
|
|
● 公共インフラ
小学校(生徒70人)と中学校(生徒120人)が完成しました。この新校舎で周囲の5つの村の子どもたちが勉強を再開しています。政府による中学校再建が遅れる中、自分たちの手で学校を建て直したことに住民は自信を見せています。スウェ・タ・ハーでは2つの木製の橋(約24m)が完成し、断絶されていた村へのアクセスが可能になりました。1.7kmの道路もCFWによって修復されました。 |
|
● 水・衛生
ラブッタに198の新しいトイレが完成しました。これらは、自分たちのものとして大切に使用することができるよう、住民の無償労働奉仕によって造られたものです。同時に衛生教育も実施されました。デダイェとライン・ター・ヤーに計48の手押しポンプ式の掘り抜き井戸が完成しました。貯水タンクが併設されています。ラブッタでは全壊し使用不能になっていた共有池が再生しました。ニャウンドン、マウビンでも7つの池が修復されました。ラブッタの4つの村では、雨季を前に、雨水貯水用のかめが各家庭に配布されました。 |
●
心理ケア
個別カウンセリングや子どもキャンプを通して、461人の子どもたちへの心理ケアを行いました。活動中に子どもたちが描いた絵の展示会も計画されています。また、トラウマ救急トレーニングがコミュニティメンバー50人へ、さらに専門的なトレーニングが10人の教区ファシリテーターに対して実施されました。 |
●
生活・生計
スウェ・タ・ハーの7つの村で、水田の整備のために供与された資金を管理する住民委員会が組織されました。この活動もCFWの形で実施され、土地を持たない貧しい世帯の人々が水田の整備に従事することにより、収入を得ることができます。漁業で生計を立てている387世帯にはボートが提供されました。生活・生計手段回復支援については今期見直しが行われ、今後は包括的なコミュニティ開発支援の枠組みの中で、個々のニーズに応えていくことになります。 |
● 災害対応
将来起こりうる災害に備え、災害対応、地域に根ざした防災に関するトレーニングを実施し、パテインおよびヤンゴン教区スタッフの能力強化を図りました。 |
 |
緊急支援段階が終了し、復興支援の1年目に入りました。災害から5カ月が過ぎた今、緊急事態は落ち着きましたが、生き残った人々のニーズはまだまだ高いのが現状です。
|
● 食糧・日用品
エーヤワディーおよびヤンゴン管区の特に困窮したコミュニティや、遠隔地にあって支援の行き届いていなかった村々に住む被災者に、米、豆の食糧や日用品などの物資支援が引き続き行われました。が、この分野での支援は基本的にキャッシュ・フォー・ワーク(復興に関わる労働に対して食糧や現金を支給する)に移行しています。 |
|
●
住宅
国連の報告によると、これまで人道援助機関により4千戸の住宅が建設されましたが、OCHA(国連人道問題調整事務所)は、来る5月のモンスーンの季節に25万世帯がまだ住むところのない状態にあると見積もっています。国際カリタスではヤンゴンに100戸(完成、引き渡し済み)、パテインに60戸(完成、これから引き渡し)の住宅を建設しました。教区のエンジニアとプロジェクトマネージャーの監督の下、地元の住民が関わって(CFWの一環)完成した住宅は、将来の災害にも耐え得る素材と構造となっています。 |
|
● 水・衛生
パテインではラブッタに100のトイレを設置、タヨケコネに共用池を造り住民に60個の雨水貯水用の陶器の瓶を配布しました。ヤンゴンではデダイェに10のトイレ、ヤンゴンに3つとデダイェに6つの掘り抜き井戸を完成しました。 |
|
● 保健
ユニセフ、WFP、ミャンマー国家栄養センターが共同で行なった食糧と栄養に関する調査によると、広範囲にわたる緊急援助が功を奏し、デルタ地帯の人々のカロリー摂取はまずまずで、栄養不良の割合の増加も見られなかったということです。移動クリニックによる直接的な医療サービスの提供は緊急段階で終了し、今後は健康教育と子どもの育成活動が計画されています。 |
● 心理
被災者への心理的サポートが急務です。カウンセリング提供などのため、NGOと政府が共同で保健関係スタッフおよびコミュニティワーカー育成を計画しています。10人の教区ファシリテーターが訓練を受け、ヤンゴンおよびパテインにおいて198人(男性84人、女性114人)にカウンセリングを施しました。サイクロンで親を亡くした子どもたちのための「子どもキャンプ」も開かれ、766人の子どもたちが参加しました。 |
● 生活・生計
専門スタッフの求人に並行して、ニーズ調査、村での集会、スタッフのトレーニング(生計・マイクロクレジット)を行いました。 |
 |
ミャンマー南東部で14万人の死者・行方不明者、80万戸の家屋全半壊、直接の被災者数総計240万という未曾有の被害をもたらしたサイクロンナルギスの緊急支援が10月14日に終了しました。緊急支援は食糧・日用品、シェルター、水・衛生、保健医療、心理ケア、生活手段回復の分野で総勢25万人に対して行われました。
被災地はこれから復興段階に入ります。全てを失った被災者が生活を取り戻し、より力強く生きていくことができるよう、カリタスジャパンは国際カリタスのネットワークの中で今後も支援を続けていきます。
ミャンマーサイクロンナルギス緊急支援(EA12/08)受益者数詳細
|
支援分野
|
地域別受益者計
|
合計
|
男性
|
女性
|
ヤンゴン
|
スウェ・タ・ハル
|
パテイン
|
ピャポン
|
| 食糧 |
|
|
|
|
|
|
|
| 日用品(NFI) |
7,730
|
9,890
|
|
|
|
|
|
| シェルター |
12,319
|
|
|
|
|
|
|
| 水・衛生 |
5,335
|
|
|
|
|
|
|
| 保健医療 |
7,981
|
|
|
1,175
|
|
|
|
| 心理ケア |
2,170
|
|
|
|
|
|
|
| 生計手段回復 |
5,240
|
|
|
|
|
|
|
| 合計 |
57,678
|
|
|
22,164
|
251,987
|
|
|
|
|
|
報告期間:2008年8月〜9月
これまでの緊急支援段階では、延べ19万人が支援を受けました。
物資支援はほぼキャッシュ・フォー・ワーク(災害後の作業に従事することで賃金を得る)形式に移行しています。これは配給に頼らず、自分自身で働いて糧を得ることができるため、被災地の復興と被災者の現金収入だけでなく、人々の尊厳回復といった点でも非常に有意義です。 |
|
池の汚染は引き続き深刻な問題で、飲料水を得るため、3〜4メートルの深さの手掘り井戸を掘り、ポンプとチューブを提供しています。簡易トイレは185カ所設置されましたが、より機能の良い、多くのトイレが必要です。
医療サービスへのニーズも多いため本来9月までの活動が10月まで延長されました。この期間に14カ村、1300人を診療、学校への訪問診療も行いました。今後の復興段階では健康教育にも力を入れていく方針です。
教区と小教区のファシリテーターを対象とした心理ケアトレーナー養成も引き続き行われており、トラウマを抱える被災者にカウンセリングを提供しています。
生計手段回復の分野では、小規模の融資システムを取り入れて、被災者の収入創出活動再開を支援するプログラムが始まったばかりです。耕地のための水牛や、山羊、豚、アヒル、鶏などの家畜に融資し、収入に従って順次返済していく方法です。
|
|
|
|
|
|
食糧、寝具や調理器具などの日用品、学用品などの物資支援は収束に向かっています。これまでに9万人以上が支援を受けることができました。が、ポストナルギス合同調査(PONJA)によると90万人が少なくとも9月の末までは食糧支援を必要とし、さらに長期にわたって継続支援を必要とする被災者も多いだろうということです。これらの人々にはキャッシュ・フォー・ワーク(復興に関わる労働の対価として賃金を支払う)形式での対応が考えられています。
|
崩壊した家屋の再建も進んでいます。建材は地元で手に入りますが、需要の多さから価格の高騰が問題になっています。
貯水池の淡水化もほぼ終了しました。また、家屋の再建と並行し
て簡易トイレの修復も行われており、こういった労働は前出のキャッシュ・フォー・ワークの一環でもあります。
2つの医療チームが20の村を回って診療を行いました。4235人の患者のうち半数以上は女性で高血圧が多く見られました。 |
5歳以下の子どもも700人受診し、その多くは空気感染症と寄生虫でした。このチームはまた13の学校を巡回し2100人の生徒を診察しました。
80人のボランティア、教区司祭、シスターを対象に心理ケアについての第2回目の3日間トレーニングが開催されました。受講者は各自の地元に帰ってから、トラウマカウンセリングを行ったり、新しいトレーナーを育成したりします。
このサイクロンで最も深刻な影響を受けたのは、土地なし労働者層でした。彼らは外的ショックに非常に弱く、この災害で農業や漁業その他の仕事を失い、収入を得る道が断たれてしまいました。エーヤワディー管区、ヤンゴン管区では全世帯数のそれぞれ32%、51%がこれに当たり、これらの人々が生活の糧を得るための支援が開始されました。籾の支給、苗の植え替えへの雇用、種子や肥料、耕耘機のための燃料の支援が行われました。人口の60%が漁業に従事するラプッタでは生計手段を失ってしまった人々のために小型漁船や魚採り網の提供が始まっています。
被災地ではこれから本格的な生活復興の段階に入ります。息の長い協力が必要です。
今後とも、ミャンマーのサイクロン被災者の方々のため、ご支援よろしくお願い致します。
|
|
|
700万人以上が被災し、8万人以上の死者を出した未曾有のサイクロンから1カ月が経ち、ポストナルギス合同調査(PONJA)によると、83%の被災者が緊急避難所を去りそれぞれの家(だったところ)に戻り始めていますが、その90%はシェルター(仮設住宅)への支援を必要としています。ミャンマーの教会組織などから成る災害救援委員会(MRDC)は食料援助、住宅再建、心理ケア、学校へ通う子どもたちのサポート、生計手段のための支援に焦点を当て活動しています。ミャンマー政府が外国からの支援に制限を課す中、現地スタッフは被災地でも自由に動くことができるため、地域の教会ネットワークが非常に大きな役割を果たしていると言えます。
6月15日現在、ヤンゴン、パテイン、ボガレ、アマール、デダヤの16,341世帯82,727人が何らかの形でMRDCからの支援を受けています。未だ国連や国際NGOからの支援が行き届いていない場所もあり、引き続き食料支援などは行われることになっています。緊急物資支援として、食料(米、油、調味料など)、衣料品・寝具など、バケツ・衛生用品、調理器具・食器など、住宅再建用資材(基本的にわらや竹となどの地元で入手可能な素材を用います)が被災者に配布されました。
現在6月末の田植えの時期が迫り、自分たちの田畑に戻った人々には生計のための支援、つまり農業支援が大切です。パテインでは耕作機30台を購入し、仕事をすることで現金収入が得られる「キャッシュ・フォー・ワーク」の方式で作業を進めることを計画しています。 |
|
|
現地の教会は、地元の人々と深く関わり活動している
(c)国際カリタス
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
2008年5月8日 |
| カリタスジャパン教区担当者 各位 |
カリタスジャパン責任司教 菊地 功
担当司教 幸田 和生 |
| |
|
5月2日から3日(現地時間)にかけてミャンマーを襲った「サイクロン“ナルギス”」災害について、以下の対応とさせていただきますのでご案内申し上げます。
エーヤワディー、ヤンゴン、バゴー、カレン、モンの5つの地域、州に甚大な被害をもたらした大型サイクロンにより、これまでに2万2,500人の死亡が確認されています。国連機関による緊急支援も始まりましたが、道路や通信網の寸断により支援に遅れが出ている地域もあり、食糧や水の不足、感染症の蔓延が懸念されています。
今回の支援に関しては、同国政権の海外支援受け入れ姿勢が不確定であるというリスクが伴うことから、通常の災害支援と同様には支援活動が進まないことも予想されますが、この災害の意向のために寄せられる募金を「受け付ける」ことといたします。なお、お寄せ頂いた募金は、このサイクロン被害等に関する援助要請(国際カリタスのEmergency
Appeal/EAなど)に義援金として送金させていただく予定です。
以上の対応をよろしくお願い申し上げます。
募金受付口座は次のとおりです。 |
郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
通信欄  呼びかけ中の募金( )内に、
「ミャンマー サイクロン」とご明記ください。 |
|
| |
|
 |
 |
 |
 |
|
| Copyright©2006 Caritas Japan,All Right Reserved |
|