月間活動報告4月号ができました
会議関係
全国教区担当者会議 (3月6日)
10月に金沢教会で開催される全国教区担当者会議において行う能登半島地震関連プログラム案、TOGETHER WE キャンペーン閉幕ミサ案について話合いました。また来年度より、管区別教区担当者の集いの実施が決定しました。
カリタスジャパン啓発部会 (3月13日)
カリタスジャパン新体制(2025年4月開始)に向けた組織改編案の内容を確認し、これについて意見交換を行いました。また、今年度会議日程を決定しました。
カリタスジャパン援助部会 (3月14日)
災害被災地、紛争地への募金状況の報告とともに海外案件4件(タンザニア、バングラデシュ、コンゴ民主共和国、ネパール)を審議し、4件とも承認されました。国内案件1件は一部のみ承認され、条件が整い次第、追加審議することになりました。また、カリタスジャパン新体制に向けた意見交換を行いました。
カリタスジャパン事務局会議 (3月22日)
2月以降のカリタスジャパン各会議の内容および能登半島地震被災地視察、3月15日開催の東京教区災害対応ワークショップ、募金状況について共有し、4月5日に行うカリタスジャパン委員会の議事について話し合いました。
援助金交付先一覧 (2024年3月1日〜31日)
■国内援助
名古屋教区カリタスのとサポートセンター
能登半島地震被災地支援活動 10,808,000円
支援活動拠点として金沢教会に開設されたカリタスのとサポートセンターは、断水が続く地域での水宅配や、温かい食事を提供するじんのび(能登弁でのんびりの意)食堂、ボランティアセンター開設などの活動を実施しています。カリタスジャパンはサポートセンターの運営とその活動を支援しています。
名古屋教区愛の実行運動本部
能登半島地震被災者支援 1,300,000円
カリタスのとサポートセンターや、ボランティアベースで使用する段ボール製間仕切りを提供しました。身体的、心理的な疲労がたまりがちな被災地での支援活動で、プライベートな空間や休憩スペース確保のために使われます。
■海外援助
カリタスバングラデシュ
強制移住ミャンマー人とホストコミュニティ対応 1,514,900円
2017年以降、バングラデシュ南部に隣接するミャンマーからロヒンギャ難民が流入し続けています。脆弱な立場に陥りがちな難民が、人間としての尊厳を失うことなく生活できるよう、難民シェルターの新設や修繕・補強、生活用品の支給、生計向上手段獲得のための研修や教育を行います。
カリタスウクライナ
ウクライナ市民への基礎的ニーズの提供 1,658,600円
ロシアの軍事侵攻を受けたウクライナ東部や南部の人々の基本的なニーズが満たされ、尊厳をもった生活を送ることができるよう、一時避難シェルターの設置、温かい食事や飲料水、食料の提供を行います。また、被災住宅の修復や電力の供給を行い、暖房器具やその燃料を提供します。
カリタスフィリピン
ミンダナオ島の洪水被害地域への緊急・早期復興支援 829,300円
2023年末から新年に発生した熱帯性低気圧の影響により、ミンダナオ島では、洪水と地滑り被害を受けて島民が避難を余儀なくされました。その避難者用シェルター整備、現金や日用品の支給と、教会スタッフやボランティアに対して災害時緊急対応能力向上の訓練を行います。
カリタスマダガスカル
サイクロン・アルバロ及び悪天候緊急対応プロジェクト 1,161,020円
昨年末から本年1月にマダガスカル島を横断したサイクロンによる洪水と地滑りのため、多数の死者や住宅損壊の他、主食ともなる水稲田が被害を受けました。食料を得るための現金給付、農作物の種子の配付と同時に、道路や水田灌漑施設の修繕を行い、被災者の生活回復に努めます。
カリタスベトナム
若者の安全な移住とリスク対策を通じた人身取引撲滅 「ユースムーブメント」 1,522,700円
移住労働に伴う人身取引が増加傾向にあるベトナムで、若者たちのボランティアネットワークを組織し、カリタスベトナムとの協働により人身取引撲滅と被害者救援活動を展開します。
カリタススリランカ
政治、経済、社会調査 685,215円
2022年以来様々な課題に直面しているスリランカで、政治、経済、社会調査を行い、その結果を今後の開発援助に活かすとともに、政府など関係機関に提言します。