月間活動報告2024年5月

月間活動報告5月号ができました

能登地震関連

4月24日-25日、名古屋教区カリタスのとサポートセンターによる被災地の視察と支援会議に出席しました。今後もサポートセンターと協力し、被災地で必要とされている支援を見極めながら活動をすすめていきます。

会議関係

教区担当者実行委員会 (4月2日)
3月の教区担当者会で出された意見をもとに、10月に開催される全国教区担当者会議について話し合いました。

カリタスジャパン委員会 (4月5日)
事務局、各部会の動きと募金の報告とともに、2025年4月からのカリタスジャパン新体制にむけて話し合いました。

カリタスジャパン援助審査会(4月26日)
国内の緊急(新型コロナ)案件2件を承認し、海外3件、国内3件の一般案件は審議の結果、すべて援助部会に提案することになりました。

 援助金交付先一覧 (2024年4月1日〜30日)

■海外援助
ONG ESD HEIWA(コンゴ民主共和国)
HEIWA栄養センター設備増強プロジェクト  3,780,818円
西部バンドゥンドゥ市のヘイワ中等学校に栄養センターを併設し、栄養状態の検査や調理技術の強化・実践を指導するための器具や備品を購入します。地域住民や、紛争を逃れて流入する人々に対し、食と栄養に関する基礎知識を提供し、栄養不良の子どもや妊産婦の減少を目指します。

カリタスムワンザ(タンザニア)
ヴィダンドゴ プロジェクト         7,527,929円
北部ムワンザ州で、家計を支えるため学校に通えない就学期児童に、通学困難な遠方の公立小学校ではなく、近隣の学習園で基礎学力を養うための機会を提供します。地域全体で子どもたちの学びを見守り、最終的には地方自治体が公教育として実施できることを目指します。

カリタスバングラデシュ
チッタゴン丘陵地帯における教育プログラム  7,626,000円
先住民族コミュニティが点在するチッタゴン丘陵地帯は、その70%が山地や湿地、森林等のため、近隣に就学前/就学期児童のための学校がないことから、カリタスは各コミュニティにおける初等教育の支援活動を継続しています。

コミュニティセンターで学ぶ子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 

カリタスネパール
安全な移住労働と持続的地域再統合促進事業 6,372,357
インドとの国境に近い南部コシ州では、多くの住民がインドに出稼ぎに行きますが、移住労働に関する知識がないことで労働搾取や人権侵害の被害に遭い、心身に障害を受けて帰国する人が少なくありません。カリタスは地方自治体に専用デスクを設置して知識普及活動を行い、プロジェクト終了後は自治体が行うことを目指しています。

カリタスルーマニア
ウクライナ難民対応2024-2025                8,458,500円
ロシアの軍事侵攻を受けてルーマニアに退避したウクライナ難民が、ルーマニア社会でも自分らしく生活できるよう、1000世帯3000人に対して就職支援と就職後のケア、成人や子どもに対するルーマニア語学習機会の提供、就学前・初等教育の提供や医療保険加入のサポートを実施しています。

カリタスモロッコ
モロッコ地震被災者への緊急支援                 1,015,020円
2023年9月のモロッコ地震は中部を中心に大きな人的被害をもたらした他、多くの家屋が倒壊して住民の避難生活が長期化しています。カリタスは仮設住宅の提供、トイレや上水道の設置とともに衛生教育を実施、希望者には生計手段として農業技能習得の機会を提供しています。

カリタスマラウィ
食糧危機対応
                                                 1,691,700
少雨と干ばつにより深刻な食糧危機に直面しているマラウィでは耕作地の44.3%が不作となり、440万人が飢餓に直面しています。3月には食糧危機宣言が発表され、カリタスは生活基盤の脆弱な3000世帯に対し、子ども用栄養食の配給、食品購入用の現金給付、農家向けの作付け用種苗の配給などを実施しました。