月間活動報告2018年6月

月間活動報告2018年6月号ができました。

 

排除ZEROキャンペーン

イベントにご参加ください!

  • 6月23日(土)10:00〜16:00 河原町教会(京都) ちらしはこちらから
    排除ZEROキャンペーンについて、講話(技能実習制度)
  • 7月6日(金)18:30〜20:30 聖心女子大学グローバル共生研究所(東京)【要申込】 ちらしはこちらから
    グローバル共生公開講座「東アフリカ地域における難民・移住者」
  • 7月7日(土)10:00〜16:00 東京カテドラル関口会館(東京) ちらしはこちらから
    対談(菊地大司教と海外ゲスト)、日本在住難民・移住者の声、昼食、ワークショップ、国際ミサ

 

スリランカ視察(5月8〜17日)

プランテーション住民の声を聴く

同国中部にあるキャンディ県を中心にカリタスジャパンが支援している「プランテーション女性の地位向上プロジェクト」を視察しました。

この地域は大きく3地区(キャンディ、ハルトン、マータレー)に分かれており、植民地時代から続く紅茶プランテーションが広域にあります。このプロジェクトを通して、コミュニティ全体が啓発され、住民の生活が向上すると同時に、リスクを伴う移住労働者が減少しました。また、地区行政やプランテーション管理者(雇用主側)とのネットワークも構築され、他者との連携の中でコミュニティを向上させていく基盤づくりができつつあります。

これらの活動グループは、今後自立して活動を続けていくために、活動地区行政への市民活動団体登録の最終準備に入っています。

 

啓発部会より

4月10日以降も「排除の実例」を募集しています。ウェブサイトから直接記入していただくか、メール(cjsnw@caritas.jp)またはファックス(03-5632-4464)でお寄せ下さい。匿名でも構いません。

 

各地の取り組み

新潟地区信徒使徒職協議会 街頭募金(5月27日)

毎年実施している街頭募金を今年も新潟駅前、万代シティバスセンターの2カ所で行いました。カリタスジャパンの写真パネルを作成し、国内外の人道支援のための募金を呼びかけました。

 

援助金交付先一覧(2018年4月1〜30日)
国際カリタス緊急支援要請
  1. ルワンダ:ブルンジ難民支援(EA07/18CJ 016-18

援助団体:カリタスルワンダ   ¥653,950

ブルンジの政治危機は長期化しており、難民の帰還の見通しはついていません。カリタスルワンダは引き続き、国内のブルンジ難民に対して栄養支援、生計支援、心のケアを行います。

  1. ブラジル:ベネズエラ難民支援(EA08/18CJ 017-18

援助団体:カリタスブラジル   ¥1,110,000

ベネズエラの政治経済的危機により、4万人以上の人々がブラジルに逃れ難民申請を希望していますが、受け入れ状況は芳しくありません。今後も悪化の一途をたどると見られる状況の中、カリタスブラジルは、食料、衛生的な環境の提供、医療、法的支援、アドボカシーの活動を行います。

  1. コンゴ民主共和国:イトゥリ州危機避難民緊急支援(EA09/18CJ 018-18

援助団体:カリタスコンゴ     ¥548,150

イトゥリ州ジュグ地区では昨年末より暴力が激化しており、今年の初めには殺人、家屋、備蓄食糧、家畜、家財の破壊などにより、70万人近くの人々が住むところを追われています。現地カリタスは食料と物資の緊急支援を行います。

海外援助
  1. ヨルダン:女性移住労働者支援(CJ 013-18

援助団体:カリタスヨルダン   ¥1,087,500

ヨルダン国内で暮らす経済的に困窮した女性移住労働者の生活全般を支える活動に取り組んでいます。医療および教育へのアクセス、居住環境支援、起業サポートを通して、さまざまな形で少しずつ生活が向上しています。

  1. ヨルダン:イラク難民とヨルダン人困窮者支援(CJ 014-18

援助団体:カリタスヨルダン  ¥2,175,000

ヨルダン国内で暮らすイラク難民とその難民の方々を受け入れているヨルダン人コミュニティの困窮世帯の生活が向上するように多方向から支援しています。

国内援助
  1. 東京教区:外国人住民の医療アクセス向上支援(CJ 18-014

 援助団体:シェア=国際保健協力市民の会  ¥1,000,000

当該団体は、国際NGOとして海外での医療支援を行っていますが、日本国内でも外国人を対象とした医療支援を行っています。電話での外国人からの医

療に関する相談対応、医療機関への外国語のできる専門通訳の派遣などです。カリタスジャパンはこれらの活動費の一部を支援します。

  1. 福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業(CJ 18-015

 援助団体:全国災害ボランティア支援団体ネットワーク  ¥84,208

熊本地震仮設住宅避難者への家電・備品2018年4月配布分の支援額です。

東日本大震災
  1. 仙台教区:復興支援活動2018年度(CJ 18-004016

援助団体:仙台教区サポートセンター・石巻ベース ¥23,376,553

仙台教区サポートセンターと石巻ベースの2018年度活動費を支援します。

  1. 大阪教会管区:復興支援活動2018年度(CJ 18-006

援助団体:大船渡ベース     ¥13,378,751

大阪管区が運営する大船渡ベースの2017年度スタッフ人件費を支援します。

  1. 大阪教会管区:復興支援活動2018年度(CJ 18-007

 援助団体:カリタス南三陸     ¥8,928,257

米川ベースはカリタス南三陸と名称変更し、活動継続します。大船渡ベース同様、人件費を支援します。

  1. 東京教区:福島県内外における被災避難者への支援システム構築 8年次/2018年度(CJ 18-008

援助団体:カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)・カリタス南相馬      ¥29,749,596

東京教区が運営するカトリック東京ボランティアセンターとカリタス南相馬の2018年度活動費を支援します。

  1. さいたま教区:福島県いわき市仮設住宅支援2018年度(CJ 18-009

援助団体:いわきサポートステーション   ¥3,867,949

ボランティアベースとしての「もみの木」は2018年3月に閉所し、今後はいわき教会と協力して活動を継続します。

  1. 仙台教区:復興支援活動2018年度(CJ 18-010

援助団体:カリタス釜石     ¥32,610,383

カリタス釜石の2018年度活動費を支援します。