月間活動報告2018年8月号ができました。
西日本豪雨災害 緊急救援募金
カリタスジャパンでは7月10日から西日本豪雨災害のための救援募金受付を開始しました。ご協力よろしくお願いいたします。
排除ZEROキャンペーン
カリタスウガンダ責任者のフランシス・ンダミラ師を招聘し、
以下のイベントを開催しました。
東アフリカ地域における難民・移住者 講演会
聖心女子大学グローバル共生公開講座(共催)
(7月6日/聖心女子大学:東京)参加者 約100名
南山大学人類学研究所公開講演会(共催)
(7月10日/南山大学:名古屋)参加者 約200名
東京管区アクションデー
日本カトリック難民移住移動者委員会(共催)
(7月7日/関口教会:東京)参加者 約200名
イベント参加者からは、「島国のせいか、日本人は差別意識が強くまだまだ外国の方への理解が狭いと反省した」などの声が聞かれました。
各地の取り組み
星美学園中学校高等学校(東京)VIDES(ボランティア活動クラブ)に所属する生徒さん16名が社会問題について勉強するため、カリタスジャパンを訪問してくださいました。
カリタスジャパンの活動や排除ZEROキャンペーンをご紹介し、「排除とは」について皆で考えました。「恐いから排除してしまうのでは。まずは相手を知ることが大切」などの意見が出ました。
援助金交付先一覧(2018年7月1〜31日)
国際カリタス緊急支援要請
1.シリア:アレッポ都市部住民紛争復興・生活再建支援(EA16/18・CJ 027-18)
援助団体:カリタスシリア ¥2,600,200
7年間も続く内戦はシリアに大規模な人口移動と破壊、社会経済的困難をもたらしています。最大都市アレッポでは再統一後治安が回復し住民が戻ってきていますが、225万人が支援を必要としています。現地カリタスは3年間の計画でアレッポの人々の生活再建支援を行います。
2.マダガスカル:サイクロン「Ava」「Eliakim」緊急支援(EA17/18・CJ 028-18)
援助団体:カリタスマダガスカル ¥555,050
マダガスカルは今年初め二つの大きなサイクロンに見舞われました。大雨による洪水と地滑りは甚大な被害をもたらし、特に貧しい人々が苦しんでいます。現地カリタスは食料、衛生、収入創出支援を行います。
3.レバノン:シリア人、イラク難民、受け入れコミュニティのレバノン人支援(EA23/17の2年目・CJ 029-18)
援助団体:カリタスレバノン ¥1,110,600
レバノンでは人口の4分の1以上を難民が占める状態が5年以上続いています。そのうちの大部分150万人がシリア(認定を受けた難民はうち100万人)、約6千人がイラクからの難民です。国内の状況は政府、国際社会、市民団体による取組みにもかかわらずひどいままで、ニーズも深刻かつ多岐にわたります。またこの難民危機は地元の人々にも多大な影響を与えています。現地カリタスは引き続き国内の難民とレバノン人への総合的支援(住居、法的支援、生計手段、平和構築など)を行います。
海外援助
1.モンゴル:カリタスモンゴル事務局支援(CJ 025-18)
援助団体:カリタスモンゴル ¥2,777,750
2011年に国際カリタスの正式メンバーとなってからまだ8年のカリタス組織のため、組織運営を強化していくための、管理費の一部や人材研修費などを支援しています。
2.モンゴル:子どもセンター改修支援(CJ 026-18)
援助団体:カリタスモンゴル ¥2,777,750
貧困地域の子どもたちを対象とした幼児教育プログラムを通して、子どもたちの就学前準備や栄養改善、健康管理に取り組んでいます。また、子どもを預かることで、親が働く環境を応援し、それらの世帯の貧困を緩和しています。
国内援助
1.福岡教区:H29年7月九州北部豪雨災害 日田市への物資支援(CJ 18-019)
援助団体:ひちくボランティアセンター ¥2,889,681
日田市の被災者はみなし仮設(アパートなどの借上げ住宅)で避難生活を送っていますが、必要な家電製品などの支援はありませんでした。カリタスジャパンは、地元のボランティアセンターと連携して必要な物資の支援を行います。