月間活動報告2019年9月分ができました。
人身取引フォーラム(カンボジア/8月14日~16日)
カンボジアで反人身取引諸宗教フォーラムが開催されました。
カリタスカンボジア宗教省との共催で、全国反人身売買委員会(NCCT)諸宗教の代表者が一同に集い、反人身取引への国全体のコミットメントをアピールしました。
2日目は関係官庁とNGOの施設を見学、3日目のメコン地域反人身取引強化チーム会議では、カリタス6か国と周辺国、パートナーが課題や成果を共有しました。
排除ZEROキャンペーン
●リレー写真展(さいたま教区、広島教区:7月19日~8月19日)
広島教区では5教会、さいたま教区では7ブロック32教会で写真展が開催されました。
両教区とも平和旬間に合わせて展示が行われ、さいたま教区では山野内司教による講演会も催されました。
コメントボードには、多言語による感想が多く寄せられました。
●東京教区 武蔵野南宣教協力体 平和旬間行事(東京都:吉祥寺教会/8月12日)
8月12日(月・祝)、吉祥寺教会で東京教区武蔵野南宣教協力体主催の平和旬間行事が開催され、カリタスジャパン啓発部会委員の荘保共子さんが講演しました。
荘保さんは、大阪の釜ヶ崎で40年以上にわたって子どもたちの命を守る活動を続けておられます。
講演後は菊地大司教主司式の平和を願うミサも捧げられました。約200名が参加しました。
●清泉女子大学ボランティアラーニングセンターSEOグループ 校外学習(東京都:カトリック中央協議会/8月9日)
6月の難民月間勉強会と写真展開催のとき、学内で集めた募金をカリタスジャパンまで届けてくださいました。
中央協議会の社会福音化推進部、カリタスジャパンの活動紹介後、カリタスジャパン職員と分かち合いを行いました。
この募金は国内外の難民、西日本豪雨被害の支援のため使用させていただきます。
援助金交付先一覧(2019年8月1日〜31日)
国際カリタス緊急支援要請
1.ブルキナファソ:治安危機による国内避難民受け入れ住民支援(EA19/19・CJ REF037-19)
援助団体:カリタスブルキナファソ ¥532,550
西アフリカに位置するブルキナファソでは、武装グループによる軍の襲撃など治安が悪化しており、北部において22万人近くが国内避難民となっています。カリタスブルキナはキャンプ外の世帯へ、食料や物資の緊急支援を行います。
2.ネパール:洪水災害復興支援(EA20/19・ CJ REF038-19)
援助団体:カリタスネパール ¥532,550
ネパールでは広域にわたり、7月11日から13日にかけてモンスーンによる大洪水が起こり、90人が死亡、41名が重軽傷を負い、75,195棟もの家が被害を受けました。カリタスネパールは、今回特に被害を受けた3,750世帯に対し、食料、水、物資や衛生設備の緊急支援を行います。
国内援助
1.広島教区:西日本豪雨支援事業(CJ REF19-023)
援助団体:カリタス広島災害サポートセンター ¥14,585,037
カリタス広島災害サポートセンターを通して、被災地のカトリック学校(ノートルダム清心女子大学・福山暁の星学院)から援助申請があり、支援を決定しました。被災した校舎や校庭の修復事業です。
2.福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業
7月分(CJ-REF 19-025)
援助団体:熊本災害ボランティアネットワーク ¥780,372
熊本地震で家を失い、仮設住宅や見なし仮設で生活している方々への物資の支援を、地元の団体と協力しながら、継続して行っています。