月間活動報告2020年5月号ができました。
緊急事態宣言下の対応について
カリタスジャパンでは、全国に発令された日本政府による緊急事態宣言に伴う「人との接触を8割削減する」という方針に沿い、宣言終了まで、テレワーク(在宅勤務)を実施しております。つきましては、領収書の発行、送料無料払込用紙、書類送付など、一部在宅勤務にて対応できない事項がございますことをご了承いただきますようお願い申し上げます。
この危機的状況の中で厳しい状況に置かれた方々を心に留め、一日も早い終息と、皆様お一人おひとりが、健康に留意して過ごされますことをお祈り申し上げます。感謝のうちに。
新型コロナウイルス感染症緊急募金 受付開始
2019年末から世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、カリタスジャパンでは緊急支援募金を開始しました。リンクはこちらから
皆様の募金へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
募金受付口座は次のとおりです:
郵便振替:00170-5-95979
加入者名:宗教法人カトリック中央協議会 カリタスジャパン
*記入欄に「新型コロナ緊急募金」と明記してください。
なお、「ゆうちょダイレクト」ならびに他行からお振込みいただく場合は、ご依頼人番号、氏名の後に「6257」(新型コロナ緊急募金の意向番号)を記入いただきますようお願い致します。
上記、緊急募金につきましては、今後一定期間、受け付けております。皆様がたの健康と安全を最優先にお考えいただき、募金振り込み等で外出される場合もご無理のない範囲でお願い申し上げます。
クレジットカード募金 受付開始
緊急事態宣言のため、外出に抵抗があるという方もいらっしゃいますので、カリタスジャパンウェブサイト上で、クレジットカード募金も開始いたしました。
いただいた募金は、当面の間、新型コロナ緊急募金に充てさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症 援助申請受付開始
カリタスジャパンでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて生活に困窮する人々への取組を行う団体への資金援助を決定し、そのための援助申請受付を開始しました。
つきましてはカリタスジャパンウェブサイトの「新型コロナウイルス感染症 援助申請受付」のページの、「コロナ申請書記入要項」をご一読いただき、「コロナ関連援助申請書」に必要事項をご記入の上、カリタスジャパン宛メールでご申請くださいますよう、お願い申し上げます。
尚、申請締切は2020年5月31日(日)正午までとし、E-mailでの申請のみ受け付けております。また、申請額の上限はプロジェクトの総額に関わらず200万円です。
申請書提出先及びお問い合わせ先:
カリタスジャパン「新型コロナ感染症関連支援」担当
メールアドレス caritas.cov19@gmail.com
※現在リモートワークのため、メールでのお問い合わせ、ご提出のみ対応しています。
援助金交付先一覧(2020年4月1日〜30日)
国際カリタス緊急支援要請
1.ウクライナ:紛争被害者支援(EA07/20・CJ REF 014-20)
援助団体:カリタスウクライナ ¥1,192,350
2014年からロシアとの係争が続くウクライナ東部では、520万人の人々が紛争の影響を受け、そのうち300万人以上が貧困生活を強いられています。人道ニーズは紛争勃発以来一貫し、これまでに1万4千人の人々が亡くなりました。こうした状況の中、EUやアメリカなど国際社会を中心とした紛争解決が続いていますが、状況は好転していません。カリタスジャパンは、現地で緊急物資等の配布を精力的に行うカリタスウクライナへの支援を開始しました。
2.ギリシャ:難民キャンプ支援(EA08/20・CJ REF015-20)
援助団体:カリタスギリシャ ¥1,186,800
エーゲ海のギリシャ領であるキオス島やレスボス島は、中東やアフリカ諸国から欧州を目指す移民・難民の入り口となっています。事実去年一年間でギリシャに到着した難民は約8万人、そのうちの6万人がこれらの島々を経由しています。そして、その多くが次に向かう場所もなく、これらの島々にとどまり、苦しい生活を強いられています。カリタスジャパンでは、こうした島々に設営された難民キャンプの支援を開始しました。
国内援助
1.仙台教区:大船渡ベース支援活動(CJ REF 20-009)
援助団体:カリタス大船渡 ¥ 14,288,855
岩手県大船渡市にある当該団体は、東日本大震災復興支援活動を2020年度も継続して実施します。運営は大阪教会管区が行っていますが、カリタスジャパンは運営費の中の人件費を支援します。
2.仙台教区:南三陸べ―ス支援活動(CJ REF 20-010)
援助団体:カリタス南三陸 ¥8,898,213
宮城県登米市にある当該団体は、東日本大震災復興支援活動を2020年度も継続して実施します。運営は大阪教会管区が行っていますが、カリタスジャパンは運営費の中の人件費を支援します。
3.さいたま教区:福島県いわき市在住原発事故被災者支援(CJ REF 20-011)
援助団体:さいたま教区サポートセンター ¥219,875
福島県南部を担当する当該団体も、東日本大震災復興支援活動を2020年度も継続して実施します。現地拠点は閉鎖しましたが、定期的に訪問して、地元のいわき教会の団体と協働で復興公営住宅などの被災者支援を行っています。カリタスジャパンは、活動費を支援します。
4.福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業 3月分(CJ REF 20-013)
援助団体:熊本災害ボランティアネットワーク ¥2,756,150
熊本地震で家を失い、仮設住宅や見なし仮設で生活している方々への物資の支援を、地元の団体と協力しながら、継続して行っています。
5.東京教区:「ともに生きぬく」支援プロジェクト(CJ REF20-014)
援助団体:NPO法人もやい ¥1,500,000
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、仕事や住むところを失ったり、 収入が減少して生活に困窮する人々が増えています。当該団体は4月からそのような人々に対して、 炊き出しや物資の提供を行うとともに、相談会開催や電話相談を行い、必要な支援につなげます。カリタスジャパンは、この取組の立ち上げの支援を行いました。