月間活動報告2021年8月号ができました。
海外援助
インド 新型コロナ感染症対策
カリタスインド 11,026,000円
インドでは3月末ごろから新型コロナ感染症が急拡大し、現在も多くの人が適切な医療を受けられずにいます。カリタスインドはタミルナドゥ州の4つの病院とともに患者のケアや家族から感染者を隔離するための支援を始めています。またクジャラット州では、アウトリーチプログラム(出向いていく支援)として、移動診療所を開設しました。
ネパール連邦民主共和国 新型コロナ感染症対応
カリタスネパール 2,204,400円
ネパールは人口3,000万人の国ながら、5月には1日あたりの新規感染者数が9,500人まで増加しました。カリタスネパールは医療施設への支援とともに、病院に入れず自宅にいる感染者のため、隔離センターの創設や家庭用隔離セットの配布、ラジオを通じた情報提供、ヘルプライン電話の設置などをすすめ、誰ひとり取り残さない支援をめざしています。
ラオス人民民主共和国 組織開発と能力強化を通した(ラオスにおける)カリタス設立支援
カリタスアジア 1,095,400円
人口の1.4%(約5万人)がカトリック教徒のラオスで、このたびカリタスラオスが設立されることになりました。カリタスジャパンは同じアジアのカリタスとして、今後カリタスラオスの組織開発、人財育成をサポートしていきます。
チャド共和国 中央アフリカ共和国危機による難民とシド(チャド)住民への緊急支援
カリタスチャド 1,3901,900円
中央アフリカではダイヤモンドや金、ウランなど資源をめぐる紛争や内戦が長期化し、隣国チャドとの国境付近には難民や帰還民が流入・定住して地域住民の生活にも影響がでています。さらに、2021年初頭におこった武装闘争で新たな避難民が流入しています。カリタスチャドは他の人道支援団体と協力して、難民と地域住民への支援を実施していきます。
国内援助
東京 カトリック葛西教会ベトナム支援グループ
カトリック葛西教会 900,000円
コロナ禍で生活が困窮している、技能実習などのために滞日中のベトナム人の若者たちに対し、一定期間、食料品や生活配布するとともに、将来の仕事探しに役立つよう日本語学習の機会を提供していきます。
東京 生活に困窮する外国人のための食糧支援
カトリック東京国際センター(CTIC) 2,000.000円
昨年から生活に困窮する外国人への食糧支援を続けていますが、コロナ禍の長期化により数量、内容ともに強化・拡大せざるを得ない状況になっています。昨年のようにカップ麺やレトルトなどの窮状をしのぐための食料品より、米や油、野菜など、食生活の基本となるものを中心に提供していきます。