月間活動報告2023年10月

月間活動報告10月号ができました

 

会議関係

援助部会(9月1日)
今年4回目の援助部会が行われ、援助審査会から提案された国内案件1件、海外案件1 件を審議し、両案件ともに承認されました。また、次年度からの中期戦略計画、援助部会の次年度予算について確認しました。

 

事務局会議(9月11日)
10月10日に行われるカリタスジャパン委員会・部会合同会議の議事内容について協議しました。議事内容となる中期戦略計画、次年度の全体予算、国際カリタスの管理基準、次年度の四旬節キャンペーンについて、話し合いました。

 

啓発会議(9月13日)
7月に行われた2024-2027中期戦略計画ワークショップの報告をもとに、啓発部会としての取り組みを検討するため、本年までの現行計画の実践状況を確認し、次年度に持越し・継続する内容を承認しました。合わせて本年度予算の振返りと次年度予算の方向性についても検討しました。

 

 援助金交付先一覧  (2023年9月1日〜30日)

■国内援助
カリタスみちのく
繋いだ10年、繋がるこれから                       300,000円
東日本大震災以降、被災された方々に寄り添い、復興支援を行っている各カリタスベースのスタッフ、元スタッフらが、震災から10年が経った2021年、ネットワーク組織として「カリタスみちのく」を立ち上げ、各ベースの活動や小教区の様子を紹介し、支援情報を全国に発信しています。カリタスジャパンは、被災地の現状を多くの人に知らせるための活動をサポートしています。

 

■海外援助
カリタスパキスタン・カラチ
グジャールナラの強制立ち退き被災世帯の生活再建とレジリエンス強化支援  4,443,028円
カラチのクジャール川では年々洪水被害が増え、両岸に住むクリスチャンスラム街にも打撃を与えています。政府は川幅の拡張工事を開始し、スラム街を撤去するために住民の立退き作戦を決行しています。カリタスカラチは、住まいや生計手段を失った人びとが生活を再建するために、職業訓練や起業支援を提供し、また、災害からの回復力強化のための支援も実施しています。

家屋を破壊された世帯への、カリタスによるニーズ調査

 

 

 

 

 

 

 

カリタスベネズエラ
長引く危機の影響を受けている人々への人道支援              1,590,500円
かつては裕福な国として知られたベネズエラですが、政情不安と社会経済の混乱に伴う貧困および治安の悪化から、人口の2割にあたる400万人が難民として国外に流出しています。国内では1,230万人が食糧不足にあると言われる中、カリタスは特に困難な状況にある世帯に対し、補完的食糧袋の配布と現金給付の割り当てを行い、国外では近隣国のカリタスがベネズエラ難民の支援を行っています。

カリタスベネズエラによる世帯ごとの食糧配給