TOGETHER WE [ともに]

このページでは、キャンペーンの取組み、また、テーマである「TOGETHER WE(ともに)」を実践している取組みを紹介します。

 

札幌教区「キリスト教入門コース@北一条教会」: 2023年9月17日

北一条教会キリスト教入門コーススタッフの方より、以下の報告がありました:

カリタスジャパンの教区担当者から、是非、分かち合って欲しいとWAC27号が手渡されました。受講者に配布したのは8月でしたので読まれた方も多く、環境問題にもっと関心を持ちたいとの声もありました。キリスト教を学ぶこともある意味、ケアの文化に繋がっていると思います。最初の小さな歩みですが、皆様といっしょに歩ませてください。

 

東京教区「生活困窮者支援団体・グループ交流会」: 2023年9月3日

東京教区では、9月3日、炊き出し、子ども食堂、フードパントリー等の食糧・物資支援を行っている団体、教会や信徒の関わっている支援グループによる交流会を関口会館ケルンホールで開催しました。参加した16団体(約30名)の各団体の代表者より、活動報告と課題についての発表があり、その後グループに分かれての意見交換会を行いました。

意見交換会では「支援物資の過不足が生じる場合に、情報共有できるシステムがあれば、グループ間でやり取りをすることで物資の有効活用ができる」「より良い実践のために、他のグループと知識と情報の共有が必要」「困難なケースの場合、外部団体・行政とのつながりと信頼関係の構築が組織として必要になる」などの意見が発表されました。

キャンペーン「行動の年」の目標である現状の可視化と情報共有の重要性が確認され、カリタス東京として、今後継続して参加者の協力を得ながらネットワーク整備と課題解決に取組むという方向性を共有しました。

 

横浜教区「キャンペーン研修会@甲府教会」:2023年7月17日

甲府教会にて地域福祉委員会による「TOGETHER WEキャンペーンを学ぶ~ケアの共同体をつくるために~」が開催されました。カリタスジャパン事務局からのキャンペーン説明、秘書による講話を行い、ケアの共同体等についてグループ毎に分かち合いました。参加者は山梨県内外の小教区、修道会、団体からの参加を含め50名、教区担当者の参加もあり、ミサは3司祭の共同司式で行われました。

 

札幌教区「小教区訪問」:2023年7月9日

札幌教区では、Together Weキャンペーンについての動画とWAC27号を活用し、「カリタスジャパン」「難民移住移動者委員会」「ハラスメント対応デスク」の3部署の啓発で道内各小教区訪問を開始しました。どの啓発も「誰と歩むのか」というシノドスのテーマが根底にあるため、3つの切り口で、ともに学び分かち合えるよう構成しています。とりわけWAC27号は分かりやすいレイアウトで様々な問題を身近に感じることができ、好評であること、今後も継続して訪問を行っていくとの報告がありました。

 

広島教区「カリタス広島設立準備会」:2023年6月17日

カリタス広島設立準備会が行われ、カリタスジャパン広島教区担当者から、広島教区の取り組み、ならびに広島教区100周年として「カリタス広島」を設立するために連携する各関係部署・団体と話し合いながら進めていくことなどが話されました。その後、カリタスジャパン事務局より、カリタスジャパンの概要ならびにキャンペーンについて説明を行いました。

 

 

 

 

日本カトリック女性団体連盟:2023年6月6日

別府教会(大分教区)で開催された日本カトリック女性団体連盟(日カ連)総会にて、TOGETHER WE キャンペーンについて周知するとともに、協働をよびかけました。日カ連の報告の中で、世界カトリック女性団体連盟(世カ連)の報告(2023年5月14-20日ヴァチカン)も行われ、回勅『ラウダート・シ』『兄弟の皆さん』必読の上参加となっていたことや、「女性の叫び」写真展などが同時に開催されていたことなどを知り、カリタスのキャンペーンの方向性と同じであることを確認しました。

 

不二聖心女子学院中学校・高等学校 2023年4月9日

本校では、高校1年の宗教のテーマを「キリストの価値観に基づく共同体づくりを目指す」としています。自分たちの生活における課題に向かいながら、回勅『兄弟の皆さん』を読むことを通して共通善を理解し、これからの生き方を考える機会にしています。

授業の成果として、日々の目標を掲げた四旬節カレンダーを作成し、全校生徒に配布しました。具体的な取組みはこちらから

 

東京教区「教区内活動団体の集い」:2023年2月11日

2月11日(土・祝日)世界病者の日に、東京カテドラル聖マリア大聖堂で世界病者の日のミサと、関口会館ケルンホールで愛の奉仕に取組む団体・グループの集いを開催しました。

東京教区内では、カトリックの理念に基づき大小さまざまな団体・グループが活動を行っています。医療機関、高齢者福祉、児童福祉、障がい者福祉、ホームレス支援などの法人格を持つ団体、任意団体、小教区内の様々な活動グループ(生活困窮者支援、外国人支援など)、カトリック学校での奉仕グループなどです。

昨年4月にカリタス東京が設立されて以来、団体の方々とお会いして活動状況やご意見を伺う機会をもってきましたが、これまで約半年の間に情報を提供いただいた団体・グループの方に案内状をお送りし約50団体120名の方々にご参加いただきました。

東京教区ではこの集まりを「TOGETHER WEキャンペーン・気づきの年」に関連づけて、教区内のケアの文化を実践している関係者がお互いを知り合う機会として位置づけています。今後、カリタス東京はケアの文化にかかわる教区内の団体・グループのネットワーク化と、信徒による新たな活動の創出によるケアの共同体の充実を目指して活動を進めていきます。

 

ノートルダム女学院中学校高等学校:2023年2月8日

本校では総合学習の時間(年間16~17時間)に、中学1年で環境問題、2年で平和、そして3年では高校へのつなぎ(ブリッジプログラム)として人権問題に取り組み、『ラウダ―ト・シ』について考えています。

取り組みを通して生徒たちは「地球のすべてはつながっている」ことに気づきを得ています。具体的な取組みはこちらから

 

晃華学園中学校高等学校:2023年2月3日

本校では、中学生の時からSDGsの取り組みに積極的な生徒もおり、地域清掃、チョーク再生、水の浄化、バイブルガーデン等、様々な活動を国際理解教育部でサポートしています。宗教の授業では「ラウダ―ト・シ」や教皇訪日メッセージから、キリスト教的価値観に基づいた活動のあり方を再認識してもらうように努めています。

また、ここ数年の宗教行事の中で、中学3年はカリタス南相馬からシスターをお招きし、震災復興の状況について講演していただいています。今年は、いわき出身の生徒が在籍しており、福島における風評被害対策としてコットンを育てている企業と外部の財団とのプロジェクトに参加し、文化祭でそのオーガニックコットンを使った製品を販売しました。

活動ありきではなく、「すべての命を守るため」「ケアの文化」という根底にあるものを意識して活動していければ、と考えています。(キャンペーン賛同書より抜粋)具体的な取組みはこちらから

 

那覇教区「『ゆいまーるの会』とともに」:2022年12月10日

12月10日(土)午後、公民館にて「ゆいまーるの会」主催の食料品無料提供会が行われました。カリタス那覇からは手作りのクッキーと手作りクリスマスカードが入った詰め合わせを70袋準備。お米やスーパーからの食料品の寄付もあり、32組の親子、合計50名の人に食料を配布しました。
食料を受け取る方の中には外国出身者の方もおり、多様な人々がこの活動を必要としていることがわかりました。カリタス那覇としても、この活動の大切さを感じるとともに、今後もこれらの活動を継続させ、内容も充実させていきたいと考えています。
*ゆいまーるとは、沖縄の方言で「助け合い」という意味

 

名古屋教区「大切な家族・友人のための追悼ミサ」:2022年11月26日

2022年11月26日、名古屋教区カリタス福祉委員会は、Together We キャンペーンの一環として表記のミサをカトリック港教会にて行いました。
ミサ前には聖堂正面のスクリーンに松浦司教による「孤独のうちに自ら命を絶ったすべての人のために」のメッセージが映しだされ読まれました。これまで、死者、おもに自然死や事故死の方々を念頭においての追悼ミサでしたが、今回は、自死で亡くなられた方を念頭に置いての追悼ミサでした。カリタス福祉委員会では今後も毎年続けていこうと考えており、各小教区にも周知し、参加、不参加は問わず、ともにお祈りでつながっていきたいとのことです。

 

キャンペーンの祈り英語版:2022年11月24日

「ケアの文化をともにはぐくむ祈り」の英語版ができました。こちらのページ(下方)からご覧いただけます。ぜひご活用下さい。
「祈り」の英語版PDFはこちらからダウンロード可能です。日本語版PDFはこちらからダウンロード可能です。

 

大分教区カリタス・カリタスジャパン 打ち合わせ:2022年11月4日

2022年11月4日、大分教区カリタスでは、教区内でのキャンペーン推進について話し合いを行いました。森山司教が「大分はアルメイダ師が日本で始めて福祉事業(育児院、病院など)を手がけた先駆的な場所である。その灯を絶やさないために教区の活動を進めていきましょう」と促され、現状の課題をシェアし、キャンペーンを活用して、「ともに」の潤滑油となるような働きを目指していくということが話されました。

 

大分県信徒使徒職評議会研修会「TOGETHER WE-ともにケアの共同体をつくるために」:2022年11月3日

2022年11月3日、カトリック大分教会にて研修会が行われ、講師としてカリタスジャパンが招かれました。カリタスジャパンより、キャンペーンの概要の説明、「ともにケアの共同体をつくる」ヒントになるお話を行い、参加者の皆さんが小グループに分かれて分かち合いを行い(テーマは ①大分教区(小教区、共同体)が「ケアの共同体・文化」であるところ ②「ケアの共同体」になり切れていない点や工夫点 ③「ケアの共同体」の推進や連帯を阻むもの)、全体会で共有しました。参加された皆さんからは「分かち合い、声(叫び)を聴く、つながる」ということの大切さを知り、今後念頭において活動していきたい、とのことでした。

 

那覇教区「一緒に地球を助けよう!」 :2022年10月15日

10月15日カリタス那覇は、那覇地区4小教区(安里・小禄・開南・首里)の子ども達に呼びかけ、安里教会で沢山の学びをしました。当日はウェイン司教、フランシス神父も参加しました。

まずは、教会ホール中央にブルーシートを敷き、そこに大量のごみ〈衛生面に配慮済〉を集めて、分別作業を開始しました。その後、おやつを食べながら「教皇フランシスコが手紙(回勅)を書きました」というスライドショーを見ました。「地球が困ってる」ことなど、様々な情報を伝えた後、「一緒に地球を助けよう!」と訴えました。分かち合いではグループごとに発表しました。グループ発表では司教様の「ポイ捨て禁止」のお話が印象的だったようです。集合写真を撮り、片付けて解散しました。久々に、子どもたちと保護者の皆さんで集まることができたことに感謝です。

 

名古屋教区「こんな教会あったらいいな」:2022年9月22日

9月22日、名古屋教区の司祭月修にて「TOGETHER WE-ケアの共同体をつくるために」の研修を実施しました。33名(司教、司祭31名、名古屋教区カリタス1名)の皆さんが参加され、グループに分かれて「ケアの共同体の構築に向けての課題、今行えていること」などを話し合いました。研修後のお知らせの時間には、教区設立100周年の行事紹介などのほかに、青少年司牧担当者の方が「シノドスなどの動きの中で、私たちは子どもや若者の声を聴いているだろうか?」としてともに子どもたちの声を聴く取組みとして、小教区で子どもたちに「こんな教会あったらいいな」というカードに、自由に意見を書いてもらうアンケート用紙を配布することを伝えていました。これらの声を、11月の「子どもの集い」に活かしていくということです。

名古屋教区子どものつどいポスターはこちらから

 

カトリック学校意見交換会 :2022年8月4日、16日

キャンペーンをカトリック学校の皆さんとともに取り組む一歩として、意見交換会をオンラインで開催し、先生方の意見や提案等を交換する時を持ちました。
現在、SDG’sの取組みを行っている学校も多く、SDGsとLaudato Siはどのように違うのか、SDGsは取り入れやすいが、カトリック、キリスト教的な人間観は違うのでは?というような論議、国際的なネットワークをもつカリタスジャパンならではの事柄を国内外の支援等に興味のある生徒さんたちに活かせるようにしてはどうかというアドバイス、すでに総合学習の「社会課題解決プロジェクト」という時間の中で、Laudato Siの視点を育んでいく取組みをしている学校、四旬節期間中にLaudato Siカレンダーを作成して意識を高め、実践につなげていく取組みを行っている学校など具体的な取組みなどの紹介もありました。今後も、それぞれの学校の取組みをシェアし、ともに考えていける場を持つことを確認しました。