TOGETHER WE キャンペーン

 

 

国際カリタスは「総合的エコロジー」に関するキャンペーンを開始しました。

誰であれ、どこにいても、すべての「人間の尊厳を守る」ことは、カリタスが70年にわたって取り組んできた社会正義をめぐる教会の教えの出発点となっています。過去半世紀にわたり、世界は力強い経済成長を遂げてきました。しかし、その代償として、気候変動、森林伐採、海洋酸性化、大気・水質汚染などの環境悪化が広がっています。また、最近の新型コロナウイルス感染症の蔓延は、社会的疎外などの分断を生み、移動や自由の制限、雇用や自立の喪失など、多くの人々の尊厳を奪ってきました。これらの環境の変化によって最も被害を受けるのは、弱い立場においやられた人々、最も貧しい人々です。現に、極度の貧困、過疎化、移民など、弱い立場の人々のいのちを脅かし、尊厳を踏みにじる事態をも生み出してきました。

このような状況を見過ごすことはできません。

カリタスは「ともに暮らす家(地球)」「ともに生きる兄弟姉妹」の叫びに耳を傾け、そしてその叫び、人々を中心に置いた社会、すべての人の尊厳を守ることができる社会に変えていくために、今回のキャンペーンを展開します。

このキャンペーンは、回勅『ラウダート・シ』『兄弟の皆さん』などを通して、教皇フランシスコが示された「すべてはつながっている」という総合的エコロジーのもと、相互協力の新たな感覚(ケアの文化)と新しい連帯の形(ケアの共同体)を進めていこうというものです。

今、私たちが取り組んでいる活動、そして、これから取り組みたい活動などを通して連帯し、「ともに暮らす家(地球)」「ともに生きる兄弟姉妹」の叫びに耳を傾け、ともに自分のこととして考え、誰もが大切にされる社会を築いていきましょう。

上記動画は、こちら(YouTube)でもご覧いただけます

 

キャンペーンについて

 

キャンペーン名  トゥギャザー ウィ
TOGETHER WE (ともに私たちは の意)

スローガン    より良い明日のために 今日行動しよう
ACT TODAY FOR A BETTER TOMORROW

実施期間     2021年12月〜2024年12月(予定)

キャンペーンの実施目的
教皇フランシスコの回勅 『ラウダート・シ』『兄弟の皆さん』に示された呼びかけに応え
地球や弱い立場に追いやられた人々の叫びに耳を傾けながら 相互配慮をベースとした
ケアの共同体 (愛の実践共同体)を促進し ともに ケアの文化 を構築する

 

ケアの共同体とは
総合的エコロジーのもと
◎貧困への取組み
◎排除された人々の尊厳の回復
◎自然保護

を実践していくコミュニティのこと

ケアの文化とは
今日はびこっている「無関心・使い捨て・対立の文化」に打ち勝ち
わたしたちがともに暮らす家を大切にし
互いに耳を傾け 向き合い 納得し合い
ともに歩むことができる社会を目指す文化

総合的エコロジーとは
◎すべてはつながっている
◎環境問題は社会問題であり人間の問題でもある
◎自然環境と弱い立場に追いやられた人々には密接なつながりがある
として
「いのち・環境・平和」を一つのつながりとして捉えること

キャンペーン実施年の行動目標
2022年 気づきの年 (2022年7月~2023年3月)
気づきの年のページ(キャンペーンの進め方)はこちらから

分かち合いを通して:
○  キャンペーンを行う背景(現状)を知り、キャンペーン内容と目標について考える
○「総合的エコロジー」「ケアの文化」などの理解を深める
○  今行っている活動、自身の行動を、総合的エコロジー、ケアの文化に立ち返って確認する

2023年 行動の年(2023年4月~2024年3月)
○ 今行っている活動を通して、広くつながる
○ 新たなつながり、気づきから、実践を一歩進める、深める

2024年 祝福の年・振り返り(2024年4月~12月)

 

ケアの文化をともにはぐくむ祈り -“Together We” キャンペーン推進のために-

 

わたしたちの父である神よ、

あなたはすべてを良いものとして造られました。

わたしたちはあなたの似姿とされ、

ともに創造のわざを大切にする使命を受けています。

神よ、ともに暮らす家である地球を

傷つけてしまったわたしたちをあわれんでください。

あなたとともにケアの文化をはぐくむことができますように。

御子イエスの貧しさによって、

創造のたまものを分かち合い、豊かになることができますように。

あなたの愛によって隔たりを乗り越え、

人類が一つの家族になれますように。

神よ、聖霊を遣わしてください。

わたしたちが無関心にならないよう愛の火によって強めてください。

あなたの愛と正義によって

わたしたちを新たな連帯へと向かわせてください。

いのちが聖なるものであることをすべての人と理解し合い、

抑圧から平和に向かう、新しい生き方へと導かれますように。

あなたの愛といつくしみの道を歩むわたしたちが、

より良い明日のために、貧しい人々の叫びと地球の叫びを聞き、

ともに今日、行動することができますように。

わたしたちの主イエス・キリストによって。

アーメン。

「ケアの文化をともにはぐくむ祈り」のダウンロードはこちらから

 

2022年「気づきの年」の活動について

 
こちらのページから