月間活動報告11月号ができました
会議関係
カリタスジャパン委員会部会合同会議（10月10日）
中期戦略計画2024-2027、2024年度予算案を承認しました。また、四旬節キャンペーン2024の計画、TOGETHER WEキャンペーンにおける各教区での取組案について事務局より説明し、意見交換を行いました。
定例全国教区担当者会議（10月10日-11日）
本年度の定例全国教区担当者会議が東京（日本カトリック会館）で開催され、TOGETHER WEキャンペーン、中期戦略計画、四旬節キャンペーンを議題として話し合いました。
援助審査会会議 (10月20日)
今年５回目の援助審査会会議が行われ、国内緊急案件1件、海外案件2件を審議し、これらの審議案件が承認されました。
援助金交付先一覧 （2023年10月1日〜31日）
■海外援助
カリタスレバノン
レバノンの復興に向けた多分野における取り組み 1.596,000円
レバノンは自国通貨の大幅な下落やウクライナ紛争の影響などにより、国民の80％が貧困に陥るほど経済状況が悪化しています。カリタスは保健医療や安全な住居、教育など基本的ニーズに応える支援を継続しています。
カリタスニジェール
非国家武装集団による攻撃の影響を受けた世帯の復興支援 1,596,000円
災害、食糧不安など、さまざまな原因による深刻な人道危機が、大規模な人口移動を引き起こしています。カリタスは、特に脆弱な状態にある避難民に、食糧や栄養不安を解決するための現金を給付し、災害に強いコミュニティづくりのための啓発活動を実施しています。
カリタスコンゴ
モボンド危機の影響を受けた人びとへの緊急支援 1,506,600円
民族間の意見の相違からはじまった紛争は、全国規模に拡大し、多くの死者が出ています。カリタスはシェルター（住居）、食料、保健サービス、教育、平和構築のための啓発、農業用種子の配給、水と衛生、職業訓練など、人びとのニーズに沿った支援を実施しています。
カリタスギリシャ
洪水対応 1,597,100円
9月に発生した洪水で、道路や橋が崩壊し、陸からの救援が届かない被災地では、何百人もの人々が立ち往生しました。カリタスは調査結果をもとに下着、靴下、長靴やベッド、生活物資、食料を購入するための現金の提供などの支援を実施しています。
カリタスアルメニア
ナゴルノ・カラバフから強制移住させられた人々への支援 1,597,100円
9月、アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフの人々に対し大規模な攻撃を開始し、アルメニア系住民（子ども、妊婦、高齢者を含む12万人）は避難を余儀なくされています。カリタスは避難民に対し、食料や生活物資を購入するためのバウチャーを提供するとともに心理社会的サポートを実施していきます。
カリタスポーランド
ウクライナ戦争の影響を受けた人への支援 4,791,300円
ポーランド滞在が長期化している避難民に対し、新たな支援が必要となっています。カリタスは移民・難民支援センターのネットワークを通じ、基本的ニーズへの対応の他、心理社会的サポート、雇用促進、言語習得、法的または保護に関する支援、育児サポートなど、避難先社会への適応を促進する活動を続けています。
カリタスモロッコ
地震被災者への緊急支援 1,597,100円
9月にモロッコで発生した地震により、死者2,946名、負傷者5,674名、 推定5万6000戸の家屋が被害を受け、そのうち35％が全壊とされています。カリタスモロッコは教区カリタスと協力し、地域の文化や参加者の性別に応じた宿泊施設や衛生設備の提供、地域衛生の促進などの面で支援を継続し、被災した人々の生活改善につとめています。
カリタスウクライナ
緊急越冬支援 7,985,000円
カリタススペス・ウクライナ
ウクライナ戦争被災者の継続的支援 7,985,000円
東部地域のインフラは深刻な被害を受け、多くの世帯がガス供給、暖房、電気の供給を完全に絶たれています。カリタスは、人びとが冬の時期を生き抜くために不可欠な暖房や調理用の燃料やストーブを調達し提供します。