月間活動報告11月号ができました。
会議関係
定例全国カリタスジャパン教区担当者会議(10月9日~11日)
金沢教会(名古屋教区)を開催地として、全国から教区担当者が集い、それぞれの教区でのカリタス活動について、経験を分かち合い、今後に向けて話し合いました。会議の終わりに、国際カリタス「TOGETHER WE キャンペーン」最終年としての閉幕ミサが開催され、能登地震災害被災地とともに祈りを捧げました。
カリタスジャパン委員会部会合同会議(10月22日)
2025年度予算案を説明し承認されました。また、「四旬節キャンペーン2025大綱」、組織改編について、事務局から説明し意見交換を行いました。
援助部会(10月25日)
国内の緊急(能登半島)案件1件、海外1件、国内3件の一般案件を審議し、すべて承認されました。
援助金交付先一覧(2024年10月1日〜31日)
■海外援助
カリタスバングラデシュ
バングラデシュ北東部・南東部の洪水被災者緊急復興支援 1,508,300円
8月の集中豪雨と上流ダムの一斉放水により、バングラデシュ北東部と南東部の各河川流域の大部分が冠水しました。これによる農漁業を主とする地域経済のダメージに加え、上下水道などの生活用水が遮断されたことからその復旧が急務となっています。
CAFOD
エリトリアにおける干ばつレジリエンス構築と食の安全プログラム 1,636,600円
アフリカ東部のいわゆる「アフリカの角」地域は、暑く乾燥した気候で干ばつ被害を受けやすく、安全な水の確保も困難です。過去3年間支援を行ってきたCAFODは、エリトリアの中で最も被害の大きい5州で、干ばつに強い作物や家畜の導入、上水設備の修復に向けた支援を継続して行っています。
カリタスレバノン
南レバノンにおける紛争の継続による国内避難民と被災者の負担軽減 3,273,200円
昨年10月から継続するガザにおける紛争勃発を受け、レバノン南部においても攻撃の対象となっていることから、同地域の公共インフラの破壊と、攻撃をさけるために避難している人々を取り巻く環境が急速に悪化し、避難シェルター不足と、栄養状態の悪化が顕著となり、それらの資金不足を補う必要があります。
■国内援助
名古屋教区
能登半島地震被災者支援 カリタスのとサポートセンター人件費 2,691,480円
カリタスのとサポートセンターは、名古屋教区による能登地震支援活動の中心となっており、生活水の配達、炊き出し、カフェ活動、9月の豪雨災害に伴う泥出し、農業(稲刈り)支援等を実施しています。これらの支援活動を円滑に行うため、センターの会計処理、事業報告、ボランティアの調整、心のケアイベントの開催や物資支援の調整などを行うスタッフを新たに雇用します。
名古屋教区カリタスのとサポートセンタ
能登半島地震被災者支援(設備・機材) 230、000円
カリタスのとサポートセンターの運営に不足している設備(パソコンとプリンター)を購入し、スタッフの事務作業などをサポートします。