月間活動報告2026年9月

月間活動報告2026年9月ができました。

現地報告

 令和8年熊本地震視察と連携調整及び案件形成
2026年7月28日に発災した令和8年熊本地震の視察と連携調整及び案件形成のため、8月8日から現地入りしました。

スーダン国内で継続する紛争により住み慣れた家を離れざるを得ないスーダン難民に対する支援活動
今月は、中央アフリカ共和国(以下「中ア」)を訪問し、カリタスジャパンからの援助金により同国カリタスが行っているスーダン難民に対する支援状況を視察してきました。中アは「アフリカの年」と呼ばれた1960年に独立してから一貫して周囲の国々からの難民受入れを積極的に行っています。隣接するスーダンからも、1980年代から継続する内戦の戦火から逃れてスーダン難民が流入しています。特に2023年4月に新たに発生したスーダン国軍とそれまで国軍を支えてきた即応支援部隊及び同盟武装勢力との間の主導権争いは、強力な軍事力を持っているために凄惨を極め、中アに流入する難民の98%が女性や女の子と伝えられています。すべてを失って命からがら中アに逃れたスーダン人の多くは、母国に帰還せずに中アに住み続けたい希望をもっています。そこで、カリタス中アは、そのような希望者に、難民キャンプ近くに開墾地を与え、難民に耕作できるよう必要な農機具や種苗、農業技術指導を提供し、わずかながらも食料の自給を行えるようにしました。さらに今年は、アラビア語を母語としているスーダン人のこども達に、中ア公用語であるフランス語と日常生活に必要な四則計算を教え、スーダン人が中ア社会に溶け込めるよう工夫をしています。難民キャンプでの生活は、カリタス等の支援に対し難民側は受け身になりがちです。そうした与えられるだけの生活から脱して、主食になるキャッサバ芋やトウモロコシを作ったり、子ども達に交じってフランス語を学び、地元のコミュニティに参画することを通じて、主体的な人生を選びとろうとしています。カリタスジャパンはそうしたスーダン難民に対する支援、さらにはカリタス中アの支援努力をこれからも支えていきます。

スーダン難民キャンプ@Caritas Japan

 

援助金交付先一覧(202681日〜31日)

 ■海外援助
カリタス・マダガスカル
サイクロン「フィティア」「ゲザニ」被災地域復興支援プロジェクト      1,836,400円                      新年に入るとインド洋上で発生するサイクロンの影響を受けるマダガスカル島では、1月と2月のふたつの大型サイクロンによる風水害により、特に老人や女性が世帯主の家庭や障害者や長期療養者を抱えるいわゆる脆弱世帯に与えるダメージが長く続いています。被災した住居の修繕、生計手段である農地の再生のための一時金の支給と生計向上のための技術支援等への支援が、将来の気候変動ショックに備えるために必要です。

 

住居再建の模様 ©Caritas Madagascar