月間活動報告2018年1月

月間活動報告2018年1月号ができました。

 

排除ZEROキャンペーン

多様性あふれるコミュニティ〜足利教会

ミサ後、「リーチアウトフォト」にも協力してくださいました

足利教会は、日本、フィリピン、ベトナム、スリランカ、ペルー、韓国、中国、カメルーン、ケニア、ウガンダ、インドネシア、ルーマニア、ブラジル…と、たくさんの国の方々が集う教会です。小さい教会なので、主日のミサは一回だけ、毎週違う言語で行われます。日本語、英語、スペイン語、どの言語が主体のミサであっても、一つのミサに皆が参加し、様々な言語を使って一緒に祝います。

カリタスジャパンは12月17日の主日のミサで「排除ZEROキャンペーン」の紹介をさせていただきました。

 

啓発部会より

あなたの声(叫び)を聞かせて下さい

啓発部会では、あなたが教会内で体験した苦しかった思い、排除や孤立を感じた際の声(叫び)を募集しています。詳細はカリタスジャパンのウェブサイトをご覧いただくか、啓発部会(cjsnw@caritas.jp)まで。匿名可。募集期間:1月10日~4月10日。個人を特定した誹謗中傷、相談は受付けておりません。

 

各地の取り組み
  • 広島市カトリック三校合同クリスマスの集い(1216日)

エリザベト音楽大学、広島学院中・高等学校、ノートルダム清心中・高等学校が合同で行ったチャリティイベントの会場ロビーでパネル展示を行い、集まった募金をカリタスジャパンのクリスマス募金にご寄付くださいました。

 

 

  • 鶴見教会 街頭募金(1217日)

毎年、教会学校の子どもたちとボーイスカウト横浜第73団の子どもたちが、被災地支援のために街頭募金を行っています。鶴見駅東口、西口の計6カ所で、メキシコ地震のための支援を呼びかけ、集まった募金をお送りくださいました。

 

 

  • 横浜雙葉高等学校2NGO団体「わっか」

震災を風化させない取り組みの一環として、年末に校内で募金活動を行い、東日本大震災と熊本地震にご寄付くださいました。

 

援助金交付先一覧(2017年12月1〜31日)
国際カリタス緊急支援要請
  1. ミャンマー:カチン州国内避難民女性起業とエンパワメント支援(EA38/17CJ 065-17

援助団体:カリタスミャンマー  ¥1,130,500

カチン州での紛争は7年目に入り、9万8千人が176カ所のキャンプで避難生活を送っています。うち77%が女性と子どもです。現在ほとんど帰還の見込みがない中、人々は外部からの人道支援に頼って生活しています。現地カリタスは今般、女性を対象とした収入創出支援を開始します。

海外援助
  1. カンボジア:若者教育センター支援(CJ 054-17

援助団体:カリタスカンボジア   ¥2,260,400

人身売買に巻き込まれるリスクの高い移住労働問題に取り組むために、貧困地域の若年層の女子を対象に職業研修を実施しています。また、生徒の出身コミュニティの啓発にも取り組んでいます。

  1. 国際カリタス:国際カリタス事務局プログラム(CJ 059-17

援助団体:国際カリタス     ¥2,667,600

国際カリタスの事務局が実施している、各国カリタスの組織強化支援、難民・移住者に関するキャンペーン推進にかかる経費の一部を支援しました。

  1. バングラデシュ:少数民族教育支援2/3年目(CJ 063-17

援助団体:カリタスバングラデシュ   ¥5,673,414

同国チッタゴン丘陵地帯の少数民族の子どもたちの多くは、初等教育さえ受けることができていないため、コミュニティ運営型の小規模な小学校を作り、ボランティア運営委員会の主導により、初等教育を推進しています。このプロジェクトは〈クリスマス募金〉から支援しました。

  1. ウガンダ:持続的農業プログラム1/3年目(CJ 063-17

援助団体:カリタスウガンダ   ¥6,579,283

2018年から新たなコミュニティで始まる同プログラムは、気候変動対策に焦点をあて、地域の資源を有効利用しながら、有機農業を推進していきます。このプログラムを通じて、自然環境との交わり、家族同士の助け合い、コミュニティ仲間との協働など、自分たちを取り巻く全ての人、資源がつながっていくことを目指しています。

国内援助
  1. 福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業(CJ 17-038

 援助団体:全国災害ボランティア支援団体ネットワーク  ¥647,700

熊本地震仮設住宅避難者への家電・備品11月配布分の支援額です。

  1. 東京教区:受刑者の社会復帰支援および就労支援プロジェクト(CJ 17-039

 援助団体:マザーハウス     ¥1,000,000

当該団体は、2012年に設立され受刑者の社会復帰支援などに取り組んできました。支援者数の増大にともない、活動スペースが手狭になったため、広いスペースの確保を計画しています。カリタスジャパンは、そのための初期費用を支援します。

  1. 横浜教区:野宿者の相談支援のための中原パトロールの会設立援助(CJ 17-040

 援助団体:中原パトロールの会   ¥398,236

多摩川河川敷付近(川崎市)の野宿者支援のために、カトリック中原教会関係者が活動を立ち上げます。カリタスジャパンは活動立ち上げに必要物品の支援を行います。

  1. 大分教区:NPO法人設立準備支援(CJ 17-041

 援助団体:宮崎冒険遊び場ひみつきち  ¥1,000,000

当該団体は、社会的にうまく生きていけない若者の居場所つくりに取り組んできました。この度、NPOとして体制を整えるにあたり、カリタスジャパンは必要な経費の一部を支援します。