月間活動報告2019年11月分ができました。
台風19号災害について
●募金受付開始
2019年10月12日に上陸した台風19号は、各地で甚大な被害をもたらしました。
カリタスジャパンは、被災地を抱える各教区と今後の対応を検討した結果、被災者支援活動のための募金受付を決定しました。お寄せいただいた募金は、被災地での支援活動のために活用させていただきます。皆様の積極的な募金へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
募金受付口座は次のとおりです。
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郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:宗教法人カトリック中央協議会カリタスジャパン
通信欄に「台風19号災害」とご明記ください。
「ゆうちょダイレクト」(インターネットサービス)をご利用の方は、「ご依頼人番号」欄に当意向の固有番号「6256」を入力ください。
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●台風19号災害 支援活動開始
台風19号災害の被災地での支援活動として、宮城県登米市のカリタス南三陸と福島県南相馬市のカリタス南相馬が、ボランティアの受け入れを開始しました。
◆カリタス南三陸 <カリタス大船渡との協働事業>
*申し込みフォーム、募集要項などはカリタス南三陸のサイトから https://cjyonekawa.wordpress.com/
◆カリタス南相馬
*カリタス南相馬で若干名、宿泊の受け入れが可能。事前にご連絡をお願いします。https://caritasms.com/2019/10/post-1027/
詳細は、ウェブサイトからでも確認いただけます。
キルギス視察(10月18日~10月24日)
カリタスジャパン秘書の瀬戸高志神父とともに、中央アジアのキルギスを視察しました。カリタスキルギスは今年の国際カリタス総会で正式メンバーになったばかりですが、カトリックがごく少数の同国で、教育(青少年の育成)活動を行っています。活動地は北部の首都ビシュケクと南部の都市ジャララバードの2カ所。
大学入試に向けた補習クラスや、夏期に天文学キャンプやリーダー育成のためのキャンプを実施しています。カリタスジャパンはこれらの活動とともに、カリタスキルギスの組織強化を支援していきます。
極東の島から何ができるのか
いち早く、キリスト教の光も届き、様々な人々の出会いと物の交易は富をもたらすとともに排除や迫害も起こりました。人口620万人のうち、カトリック信徒500人の教会は三つの小教区で、6人の司祭、一人の修道士、3人の修道女が奉仕しています。国際カリタスの連盟に本年正式に加盟しました。教会の使命を生きるために、イエスが傍に立とうとした人々に分け隔てなく支えようとしています。小さな光が皆さんの献金によって灯されていることを心から感謝いたします。同じ少数派であるカトリック教会が生き生きと使命を果たすためにつながっていることを、文明の十字路であるシルクロードの通る国で見いだすことができます。
(カリタスジャパン秘書/瀬戸高志神父)
定例全国教区担当者会議(10月29日~10月31日/新潟県:カトリック新潟教会)
今年も定例全国教区担当者会議が開催されました。
今回の開催地は新潟でした。
主な議題は、事務局、会議等新体制の報告、台風19号における各地の報告、
今後の四旬節キャンペーンについて、カリタスジャパン50周年の企画についてでした。
各地の取り組み
●教会バザー(吉祥寺教会/10月20日)
今年も、排除ZEROキャンペーンTシャツを頒布しました。
カリタスジャパンの出展は毎年恒例となっているため、
教会の信徒グループの方々が率先して協力してくださいました。
援助金交付先一覧(2019年10月1日〜31日)
国際カリタス緊急支援要請
1.バングラデシュ:洪水災害初期復興支援(EA25/19・CJ REF046-19)
援助団体:カリタスバングラデシュ ¥537,100
7月初めから降り始めた大雨により、同国中央、北部、北東部では地滑りや洪水が発生し、数十万人が避難を余儀なくされました。カリタスバングラデシュは雇用機会、安全な水とトイレ、洪水に耐え得る住宅の提供、生計手段の回復の支援を行います。
国内援助
1.福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業 9月分(CJ REF 19-029)
援助団体:熊本災害ボランティアネットワーク ¥695,300
熊本地震で家を失い、仮設住宅や見なし仮設で生活している方々への物資の支援を、地元の団体と協力しながら、継続して行っています。