月間活動報告2019年12月分ができました。
排除ZEROキャンペーン
ナショナルユースギャザリング(東京都:カトリック関口教会/11月17日)
TICYG(Tokyo International Catholic Youth Gathering)と難民移住移動者委員会との共催で行いました。約150名の多国籍青年が集まり、午前は「排除ZERO」に関するミッションチャレンジを行い、午後にはパネルディスカッションを行いました。
東日本大震災被災者との集い
11月25日午前、教皇訪日イベントの一環で「東日本大震災被災者との集い」が東京都内のホール(ベルサール半蔵門)で開催されました。
岩手県、宮城県、福島県の被災者約150名と、被災地で復興支援活動を行っている8ヵ所のカリタスベースのスタッフや協力者約150名が教皇に謁見しました。被災者3名が証言を行い、教皇様からは希望のメッセージをいただきました。
各地の取り組み
聖心祭(東京都:聖心女子大学/10月19日~20日)
カリタスの写真パネルとステッカーを使用し、学内募金をしてくださり、その収益を募金してくださいました。
清泉祭 チャリティーバザー(東京都: 清泉女子大学/11月2日~3日)
カリタスジャパンのポスター等を掲示し、バザーの収益の一部をご寄付下さいました。
援助金交付先一覧(2019年11月1日〜30日)
国際カリタス緊急支援要請
1.イラク:防寒支援(EA26/19・CJ REF 047-19)
援助団体:カリタスイラク ¥543,300
イラクはいまだ紛争後の復興段階にあり、670万人が人道支援を必要としています。そのうち190万人の国内避難民は最低限の生活必需品にも事欠く状況です。カリタスイラクは来る厳冬に向けて、毛布やヒーター、灯油などの提供を行います。
2.パキスタン:地震災害緊急支援(EA27/19・CJ REF 054-19)
援助団体:カリタスパキスタン ¥603,350
9月24日パキスタン北東部でM5.8の地震が発生、震源地付近では余震も続き、40人が死亡、2千戸の家屋が損壊しました。カリタスパキスタンは物資の提供、給水設備、住宅、家畜小屋の修復を支援します。
3.バハマ:ハリケーン「ドリアン」復興支援(EA28/19・CJ REF 055-19)
援助団体:カリタスアンティル諸島 ¥544,650
バハマに上陸した、超大型ハリケーン「ドリアン」により、アンティル諸島の約6割が浸水しました。カリタスアンティル諸島では損壊した家屋の建て直し支援などを行っています。
海外援助
1.イラク:Hopeプロジェクト(CJ REF 047-19)
援助団体:カリタスイラク ¥2,173,200
イラクは長きにわたり政治的、社会的、経済的災いに見舞われており、失業し、傷ついている若者が多くいます。カリタスイラクは、カウンセリングや、学習支援、人権についての授業を行い、彼らを精神的に保護するためのプロジェクトを実施しています。
2.トーゴ:南部アフリカ4 カ国を対象とした組織強化支援(IDEAS)2/2 年目(CJ REF 048-19)
援助団体:カリタスアフリカ ¥2,171,400
南部アフリカのスワジランド、ボツナワ、ナミビア、南アフリカは大変な貧困状態にあります。カリタスアフリカでは、貧困削減のための資金調達や現地学習を行い、改善計画実施の支援をしています。
3.メキシコ:メキシコ地震(2017年)復興支援(CJ REF 049-19)
援助団体:カリタスメキシコ ¥14,129,550
2017年9月に発生したメキシコ地震は、少なくとも90名が死亡、損壊家屋は100件以上にのぼりました。カリタスメキシコでは、耐震性の高い家屋の建設、災害リスク軽減のための啓発活動などの支援をしています。
4.シリア:国内避難民人道支援(CJ REF 050-19)
援助団体:カリタスシリア ¥1,205,400
シリアでは内戦により、国内避難民が多数流入しています。カリタスシリアでは、紛争被害者が、自身の尊厳をとりもどし、かつ、自給自足的生計手段を確保するためのプログラムを実施しています。
5.カンボジア:若者職業訓練支援3/3年目(CJ REF 051-19)
援助団体:カリタスカンボジア ¥1,092,200
カリタスカンボジアでは、首都近郊のカンダールで経済的に困窮している若者を対象に職業訓練を実施し、雇用促進のための活動をしています。
6.カンボジア:人身取引防止と女性のための職業訓練支援3/4年目(CJ REF 052-19)
援助団体:カリタスカンボジア ¥2,184,400
カンボジアでは人身取引の被害に遭った脆弱な若い立場の女性が苦しんでいます。カリタスカンボジアでは、彼女たちが職業およびライフスキルを身につけ、被害を減らすためのセンターを設立し、啓発プログラムをNPO団体とも協働しながら実施しています。
国内援助
1.東京教区:難民申請者を多数含む被収容者に対する恣意的収容を問う(CJ REF19-028)
援助団体:入管収容国連恣意的拘束、WG申し立て弁護士チーム ¥3,000,000
当該弁護士チームは、入国管理施設での難民申請者や非正規滞在者の収容状態の改善を求めて、国連恣意的拘禁作業部会への申し立てを行います。カリタスジャパンはこの取組のための資金を支援しました。
2.福岡教区:仮設住宅などにおける生活に必要な家電・備品配布事業 10月分(CJ REF19-029)
援助団体:熊本災害ボランティアネットワーク ¥1,972,800
熊本地震で家を失い、仮設住宅や見なし仮設で生活している方々への物資の支援を、地元の団体と協力しながら、継続して行っています。
3.東京教区:出所者などの一時保護シェルターの立ち上げプロジェクト(CJ REF19-030)
援助団体:マザーハウス ¥1,051,600
刑務所からの出所者が、生活保護を受けながら社会復帰するまでの短期間居住するシェルターが必要とされています。カリタスジャパンは、シェルター立上げの資金を支援しました。
4.仙台教区:台風災害緊急支援(CJ REF19-031)
援助団体:カリタス南相馬 ¥3,000,000
当該団体は、台風19号の被災地(南相馬市、相馬市、丸森町)にて、ボランティアによる救援活動を行っています。カリタスジャパンは、ボランティア活動のための資金を支援しました。