月間活動報告2022年7月

月間活動報告7月号ができました

TOGETHER WEキャンペーン関係

教区担当者管区別会議
7月から、日本でも本格的に開始する、国際カリタスの「トゥギャザーウィ」キャンペーンのすすめ方について、東京、大阪、長崎の各教会管区で、それぞれの教区担当者がオンラインで集い、意見交換しました。

援助金交付先一覧(2022年6月1~30日)

国際カリタス緊急支援要請
マリ:カリタスマリ
食糧不安世帯へのマルチセクター支援 1,424,300円
アフリカ北西部のマリでは、「アラブの春」の影響で紛争が発生し、その後クーデターの勃発、イスラム過激派の台頭、異常気象による干ばつ、避難民の急増など多次元的な危機を経験しています。カリタスマリは避難先から戻った人を対象に食糧支援と食糧生産の再開をサポートしていきます。

パレスチナ:カリタスエルサレム
紛争後復興を通じてのコミュニティの適応能力強化促進 1,424,300円
ガザ地区では昨年、4回目となる大規模空爆が行われ、子どもを含む約300名が犠牲になりました。カリタスエルサレムは紛争直後から被災地に入り、一次医療診療や精神ケアを行っています。また今年は耳鼻科、心臓外科、眼科等の資器材提供や、二次医療診療への紹介を行っています。

ブルキナファソ:カリタスブルキナファソ
食糧と栄養の安全保障のための緊急対応 1,352,100円
アフリカのサヘル地域に位置し、厳しい気候条件のブルキナファソ。近年は武装グループによる攻撃、殺戮、略奪が横行し、住民は住む場所を追われています。カリタスブルキナファソは特に弱い立場にある家庭に現金を支給することで、命をつなぐ支援を展開していきます。

ポーランド:カリタスポーランド
ウクライナ戦争による戦災者支援 7,137,500円
ロシアによる軍事侵攻以降、多くのウクライナ人がポー
ランドに逃れましたが、現在は140万人が滞在しています。カリタスポーランドは特に支援が必要な高齢者、子どもを持つ女性、障がいを持つ人たちに、現金の支給、住居の提供、心理社会的支援などを実施しています。

国内援助
東京教区:オンブレジャパン
コロナ禍で孤立した元受刑者・依存症者支援事業 1,760,000円
アルコール、薬物、ギャンブル等依存症を抱える人の生活訓練事業です。新型コロナ感染症によってさらに孤立化し、追いやられた人々のために、24時間体制の支援が可能な入寮リハビリ施設を開設します。共同生活とデイケアの組み合わせで、効果的に社会参加への道筋が立てられます。

さいたま教区:ほっとプラス
生活困窮者の相談支援・住居支援事業 2,000,000円
新型コロナ感染症の影響により生活困窮に陥る方が増えています。当団体は住まいを失ってしまった方の住居の確保、福祉制度の紹介など、住居と生活を守る相談支援事業を行っています。今後は、夜の路上巡回活動やシェルター入居者の見守り対応も強化していきます。