TOGETHER WE [ともに]

このページでは、キャンペーンの取組み、また、テーマである「TOGETHER WE(ともに)」を実践している取組みを紹介します。

 

大阪高松教区「TOGETHER WEキャンペーンのミサと写真展@たかとり教会」 :2024年3月17日

3月17日にTOGETEHER WEキャンペーンのミサを行い、また、その前後3週間にわたって写真展を催しました。たかとり教会の信徒の9割はベトナム人で、キャンペーンに相応しいミサとなりました。ベトナム人と言っても、一括りにはできず、ボートピープルとして来日した方、日本生まれ日本育ちの方、技能実習生、留学生など立場や背景は様々です。そのような違いを乗り越えて、ひとつの共同体として「トモニ」歩んでいます。

 

鹿児島教区「カリタスともにキャンペーン実施報告」:2024年2月25日

鹿児島教区は1955年2月25日に司教区となったので、毎年この日を教区の日として記念ミサをしています。

本年は2月25日17時からザベリオ司教座聖堂で記念ミサを行い、記念ミサに合わせてカリタスのともにキャンペーンも実施しました。

第一部は、記念ミサを17時から行い、中野裕明司教が説教で教区発足について説明すると同時にカリタスの紹介とキャンペーンの説明を行いました。祭壇の横にカリタスジャパンから送られてきた大ローソクを燈し、聖堂入り口には小ローソク50個を持ち帰り用として置きました。

参加者は半分が日本人信者、30%がベトナム人、20%がフィリピン人で、特に注目すべきはベトナムの青年たちが聖歌を担ったことであり、国際的なミサとなりました。

第二部は、ミサ後聖堂下のホールで簡単な食事をしましたが、この食事もベトナム人が用意してくれました。

第三部は、カリタスジャパンから送られてきたパネルを2月21日~3月20日一階のホールで展示しました。今後、鹿児島本土地区で4か所、奄美地区で3か所にて展示を行うことにしています。

カリタス鹿児島では災害発生時から募金を始めるのではなく、年間を通じて募金活動(通年の募金と、待降節募金)を行い基金とし、災害発生時すぐ援助ができるようにしています。これまでウクライナやトルコ地震など援助してきましたが、今回の能登半島地震についても名古屋教区の口座が設定されてすぐ送金することが出来ました。

 

東京教区「TOGETHER WEキャンペーンのミサと写真展」と「愛の奉仕活動団体の集い」開催 :2024年2月11日

2月11日(日曜日)に東京カテドラルマリア大聖堂でTOGETHER WEキャンペーンの意向を受けた「TOGETHER WEミサ」が「世界病者の日ミサ」とともに捧げられました。
ミサの後、関口会館ケルンホールにて東京教区内で愛の奉仕に取組む団体・グループの集いを開催しました。昨年に続いて2回目の開催となり、約50団体120名の方々にご参加いただきました。
また、TOGETHER WEミサに合わせて、東京カテドラル関口会館のエントランスホールで「TOGETHER WE写真展」が開催され、国内外のケアの共同体を促進する活動が写真を通じて紹介されました。

ミサの様子

東京教区内で愛の奉仕に取組む団体・グループの集い

愛の奉仕に取組む団体・グループの集い

TOGETHER WE写真展

TOGETHER WE写真展

 

横浜教区「第36回富士市国際交流フェア」富士教会 : 2024年2月4日

富士市ふじさんメッセで開催された第36回富士市国際交流フェアに、カトリック富士教会も参加し、今回初めてカリタスジャパンのポスターも掲示して、活動紹介やパンフレット配布をしました。

フェアのテーマである「今こそ世界をひとつに」とつながる、カリタスジャパンの「TOGETHER  WE」のポスターや写真は大きめでカラフルで、活動が世界とつながっていることが分かりやすく、カトリック富士教会の展示ブースにより国際的な幅や深みが感じられて、皆が一つにつながっている感覚を目にすることができました。また、近隣ブースの国際奉仕活動団体の方達ともパンフレット交換し、交流できました。

このフェアに、富士教会は以前から参加していましたが、カリタスジャパンの活動紹介を行ったのは初めてでした。

カリタスを知らない教会内外の方達にも、存在を知ってもらえる機会となり、また教会信徒にとっても、海外の現状を写真で見て分かりやすく、献金がこうした所に役立っていることを知り嬉しく感じて、これからも協力していきたいと思えました。

また来年も、カリタスジャパンの活動紹介を行いたいと思っています。

展示ブース準備の様子

 

不二聖心女子学院中学校・高等学校 : 四旬節2024

不二聖心女子学院では今年も四旬節の取組みとして、高校1年生が四旬節エコカレンダーを作成しました。今年は使徒的勧告『ラウダーテ・デウム』から言葉を選び、「ご復活までの砂時計」というタイトルをつけて完成させました。四旬節の日々、環境問題・気候危機への回心を意識して歩んでいます。

四旬節エコカレンダー表紙

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡教区「光の園保育園カトリック研修」:2024年1月6日

光の園保育園ではカトリック研修を年4回ほど行っています。今回、南粕谷教会のウクライナ支援チャリテイコンサートでのご縁で、カリタスジャパン教区担当者の寺浜神父より地球の現状を学ぶ機会を得ました。「We Are Caritas 27号」やたくさんの写真を見ながら講演を聞き、普通の人々が戦争に巻き込まれる恐怖や、平和や安全が等しくシェアされていない世界の現状を見せつけられました。

講演後、参加者25名が5グループに分かれて、分かちあいを行いました。
「学生時代あきらめを感じていた。けれど『微力だが無力ではない』ということばを聞いて自分にも何かできると感じた。」
「目のまえにいるこどもひとりひとりを大切に、真剣にむきあうことが、まず自分にできることであると思う」
「子育てに追われて周りの人々に寄り添えない自分を恥ずかしく思った」などなど。
最後に、それぞれが感じたことを胸に「TOGETHER WE」(ともに暮らす地球)を思い描きながら「平和を求める祈り」を祈りました。

研修後には「TOGETHER WE」メッセージボードにそれぞれの思いを書き記しました。ケアの文化を広めていくためへの取り組みに向けて少しずつ進んでいきたいと思います。

出席者によるメッセージボード

 

東京教区「生活困窮者直接支援団体のサポートグループ交流会」:2023年12月2日

東京教区では、カリタス東京が中心となって、愛の奉仕の活動グループのネットワーク化を推進しています。

9月に食糧支援や物資支援等で生活困窮者を直接的に支援している団体・グループの交流会を開催しましたが、12月2日には、これらの団体やグループを物資の献品や金銭的な寄付でサポートしている小教区のグループが集まって交流会を開催しました。現在、東京教区内では、山友会や山谷夜回りの会、カトリック東京国際センター等の為に、信徒から献品や献金を募って届けている14グループの活動が把握されていますが、その内11グループ17名が参加しました。

交流会では各活動グループの自己紹介の後、3つの班に分かれて分かち合いが持たれ、意見交換がなされました。最後は菊地大司教の「東京教区は困窮している人々のところに出かけていく教会でありたい」という言葉で締めくくられました。

 

 

 

 

 

名古屋教区「大切な家族・友人のための追悼ミサ」: 2023年11月25日

2023年11月25日、名古屋教区カリタス福祉委員会は、カトリック東海教会にて、自死で亡くなられた方、亡くなられたすべての方々のために「第2回大切な家族・友人のための追悼ミサ―すべての死者が、神のもとで永遠の安息を得ることができますように―」 を約30名の出席で開催しました。このミサは、TOGETHER WEキャンペーンの一環として行われ、キャンペーンの祈りが捧げられました。

同時に開催されたTOGETHER WE写真展では、「みんなが笑顔でいられますように」「だれもが幸せになるようにともに歩む教会」「すべての戦争が終わり、誰もが大切にされる世界でありますように」など、写真展を訪れた方々が、ともに歩む世界に向けた声をメッセージボードに貼り、互いの思いを分かち合いました。

「司教のことば」はこちらから

 

 

 

 

 

さいたま教区「カリタスさいたま連絡員の集い」: 2023年11月23日

11月23日、カリタスさいたま連絡員のための初めての集いが、20名の参加を得て、さいたま教区事務所にて開催されました。カリタスジャパン秘書 の瀬戸高志神父の講話「カリタスの目的と目指すもの、国際カリタスとカリタスジャパンの活動」を共有するとともに、TOGETHER WEキャンペーンの取り組みが紹介されました。

 

不二聖心女子学院中学校・高等学校2023年夏休み~11月

宗教の授業において、夏休みの課題・9月のグループ学習のスタートとして、カリタス・ジャパンニュースレター「We Are Caritas27号」を使用し、「ケアの共同体」について学ぶ機会を提供しました。これまで「ケアの共同体」というキーワードを使ったことがなかったため、今年はこのキーワードを学ぶと決め、授業の中で、学習の目的や取組みの流れをスライドで示しました。

夏休み以降の授業では、11月の学院祭での展示に向けて、グループ学習を進めていきました。グループ学習を進める前に「We Are Caritas27号」 のケアの共同体について書き出すスペースを画像として切り取り、そこにそれまでの取組みに基づいて、グループで回答を書いていきました。

授業の成果は、11月2-3日に開催された不二聖心女子学院の学院祭「秋のつどい」で展示発表を行いました。

学院祭での展示

授業の成果を展示・発表しました

 

 

 

 

 

 

 

11月の授業では、高校3年生が、化学での繊維(天然繊維・合成繊維)に関する学習後の探究学習として、繊維が日本に入ってくるまでにどんな社会課題があるのかを調べ、発表しました。

 

札幌教区「キリスト教入門コース@北一条教会」: 2023年9月17日

北一条教会キリスト教入門コーススタッフの方より、以下の報告がありました:

カリタスジャパンの教区担当者から、是非、分かち合って欲しいとWAC27号が手渡されました。受講者に配布したのは8月でしたので読まれた方も多く、環境問題にもっと関心を持ちたいとの声もありました。キリスト教を学ぶこともある意味、ケアの文化に繋がっていると思います。最初の小さな歩みですが、皆様といっしょに歩ませてください。

 

東京教区「生活困窮者支援団体・グループ交流会」: 2023年9月3日

東京教区では、9月3日、炊き出し、子ども食堂、フードパントリー等の食糧・物資支援を行っている団体、教会や信徒の関わっている支援グループによる交流会を関口会館ケルンホールで開催しました。参加した16団体(約30名)の各団体の代表者より、活動報告と課題についての発表があり、その後グループに分かれての意見交換会を行いました。

意見交換会では「支援物資の過不足が生じる場合に、情報共有できるシステムがあれば、グループ間でやり取りをすることで物資の有効活用ができる」「より良い実践のために、他のグループと知識と情報の共有が必要」「困難なケースの場合、外部団体・行政とのつながりと信頼関係の構築が組織として必要になる」などの意見が発表されました。

キャンペーン「行動の年」の目標である現状の可視化と情報共有の重要性が確認され、カリタス東京として、今後継続して参加者の協力を得ながらネットワーク整備と課題解決に取組むという方向性を共有しました。

 

横浜教区「キャンペーン研修会@甲府教会」:2023年7月17日

甲府教会にて、地域福祉委員会による「TOGETHER WEキャンペーンを学ぶ~ケアの共同体をつくるために~」が開催されました。カリタスジャパン事務局からのキャンペーン説明、秘書による講話を行い、ケアの共同体等についてグループ毎に分かち合いました。参加者は山梨県内外の小教区、修道会、団体からの参加を含め50名、教区担当者の参加もあり、ミサは3司祭の共同司式で行われました。

 

札幌教区「小教区訪問」:2023年7月9日

札幌教区では、Together Weキャンペーンについての動画とWAC27号を活用し、「カリタスジャパン」「難民移住移動者委員会」「ハラスメント対応デスク」の3部署の啓発で道内各小教区訪問を開始しました。どの啓発も「誰と歩むのか」というシノドスのテーマが根底にあるため、3つの切り口で、ともに学び分かち合えるよう構成しています。とりわけWAC27号は分かりやすいレイアウトで様々な問題を身近に感じることができ、好評であること、今後も継続して訪問を行っていくとの報告がありました。

 

広島教区「カリタス広島設立準備会」:2023年6月17日

カリタス広島設立準備会が行われ、カリタスジャパン広島教区担当者から、広島教区の取り組み、ならびに広島教区100周年として「カリタス広島」を設立するために連携する各関係部署・団体と話し合いながら進めていくことなどが話されました。その後、カリタスジャパン事務局より、カリタスジャパンの概要ならびにキャンペーンについて説明を行いました。

 

 

 

 

日本カトリック女性団体連盟:2023年6月6日

別府教会(大分教区)で開催された日本カトリック女性団体連盟(日カ連)総会にて、TOGETHER WE キャンペーンについて周知するとともに、協働をよびかけました。日カ連の報告の中で、世界カトリック女性団体連盟(世カ連)の報告(2023年5月14-20日ヴァチカン)も行われ、回勅『ラウダート・シ』『兄弟の皆さん』必読の上参加となっていたことや、「女性の叫び」写真展などが同時に開催されていたことなどを知り、カリタスのキャンペーンの方向性と同じであることを確認しました。

 

不二聖心女子学院中学校・高等学校 2023年4月9日

本校では、高校1年の宗教のテーマを「キリストの価値観に基づく共同体づくりを目指す」としています。自分たちの生活における課題に向かいながら、回勅『兄弟の皆さん』を読むことを通して共通善を理解し、これからの生き方を考える機会にしています。

授業の成果として、日々の目標を掲げた四旬節カレンダーを作成し、全校生徒に配布しました。具体的な取組みはこちらから

 

東京教区「教区内活動団体の集い」:2023年2月11日

2月11日(土・祝日)世界病者の日に、東京カテドラル聖マリア大聖堂で世界病者の日のミサと、関口会館ケルンホールで愛の奉仕に取組む団体・グループの集いを開催しました。

東京教区内では、カトリックの理念に基づき大小さまざまな団体・グループが活動を行っています。医療機関、高齢者福祉、児童福祉、障がい者福祉、ホームレス支援などの法人格を持つ団体、任意団体、小教区内の様々な活動グループ(生活困窮者支援、外国人支援など)、カトリック学校での奉仕グループなどです。

昨年4月にカリタス東京が設立されて以来、団体の方々とお会いして活動状況やご意見を伺う機会をもってきましたが、これまで約半年の間に情報を提供いただいた団体・グループの方に案内状をお送りし約50団体120名の方々にご参加いただきました。

東京教区ではこの集まりを「TOGETHER WEキャンペーン・気づきの年」に関連づけて、教区内のケアの文化を実践している関係者がお互いを知り合う機会として位置づけています。今後、カリタス東京はケアの文化にかかわる教区内の団体・グループのネットワーク化と、信徒による新たな活動の創出によるケアの共同体の充実を目指して活動を進めていきます。

 

ノートルダム女学院中学校高等学校:2023年2月8日

本校では総合学習の時間(年間16~17時間)に、中学1年で環境問題、2年で平和、そして3年では高校へのつなぎ(ブリッジプログラム)として人権問題に取り組み、『ラウダ―ト・シ』について考えています。

取り組みを通して生徒たちは「地球のすべてはつながっている」ことに気づきを得ています。具体的な取組みはこちらから

 

晃華学園中学校高等学校:2023年2月3日

本校では、中学生の時からSDGsの取り組みに積極的な生徒もおり、地域清掃、チョーク再生、水の浄化、バイブルガーデン等、様々な活動を国際理解教育部でサポートしています。宗教の授業では「ラウダ―ト・シ」や教皇訪日メッセージから、キリスト教的価値観に基づいた活動のあり方を再認識してもらうように努めています。

また、ここ数年の宗教行事の中で、中学3年はカリタス南相馬からシスターをお招きし、震災復興の状況について講演していただいています。今年は、いわき出身の生徒が在籍しており、福島における風評被害対策としてコットンを育てている企業と外部の財団とのプロジェクトに参加し、文化祭でそのオーガニックコットンを使った製品を販売しました。

活動ありきではなく、「すべての命を守るため」「ケアの文化」という根底にあるものを意識して活動していければ、と考えています。(キャンペーン賛同書より抜粋)具体的な取組みはこちらから

 

那覇教区「『ゆいまーるの会』とともに」:2022年12月10日

12月10日(土)午後、公民館にて「ゆいまーるの会」主催の食料品無料提供会が行われました。カリタス那覇からは手作りのクッキーと手作りクリスマスカードが入った詰め合わせを70袋準備。お米やスーパーからの食料品の寄付もあり、32組の親子、合計50名の人に食料を配布しました。
食料を受け取る方の中には外国出身者の方もおり、多様な人々がこの活動を必要としていることがわかりました。カリタス那覇としても、この活動の大切さを感じるとともに、今後もこれらの活動を継続させ、内容も充実させていきたいと考えています。
*ゆいまーるとは、沖縄の方言で「助け合い」という意味

 

名古屋教区「大切な家族・友人のための追悼ミサ」:2022年11月26日

2022年11月26日、名古屋教区カリタス福祉委員会は、Together We キャンペーンの一環として表記のミサをカトリック港教会にて行いました。
ミサ前には聖堂正面のスクリーンに松浦司教による「孤独のうちに自ら命を絶ったすべての人のために」のメッセージが映しだされ読まれました。これまで、死者、おもに自然死や事故死の方々を念頭においての追悼ミサでしたが、今回は、自死で亡くなられた方を念頭に置いての追悼ミサでした。カリタス福祉委員会では今後も毎年続けていこうと考えており、各小教区にも周知し、参加、不参加は問わず、ともにお祈りでつながっていきたいとのことです。

 

キャンペーンの祈り英語版:2022年11月24日

「ケアの文化をともにはぐくむ祈り」の英語版ができました。こちらのページ(下方)からご覧いただけます。ぜひご活用下さい。
「祈り」の英語版PDFはこちらからダウンロード可能です。日本語版PDFはこちらからダウンロード可能です。

 

大分教区カリタス・カリタスジャパン 打ち合わせ:2022年11月4日

2022年11月4日、大分教区カリタスでは、教区内でのキャンペーン推進について話し合いを行いました。森山司教が「大分はアルメイダ師が日本で始めて福祉事業(育児院、病院など)を手がけた先駆的な場所である。その灯を絶やさないために教区の活動を進めていきましょう」と促され、現状の課題をシェアし、キャンペーンを活用して、「ともに」の潤滑油となるような働きを目指していくということが話されました。

 

大分県信徒使徒職評議会研修会「TOGETHER WE-ともにケアの共同体をつくるために」:2022年11月3日

2022年11月3日、カトリック大分教会にて研修会が行われ、講師としてカリタスジャパンが招かれました。カリタスジャパンより、キャンペーンの概要の説明、「ともにケアの共同体をつくる」ヒントになるお話を行い、参加者の皆さんが小グループに分かれて分かち合いを行い(テーマは ①大分教区(小教区、共同体)が「ケアの共同体・文化」であるところ ②「ケアの共同体」になり切れていない点や工夫点 ③「ケアの共同体」の推進や連帯を阻むもの)、全体会で共有しました。参加された皆さんからは「分かち合い、声(叫び)を聴く、つながる」ということの大切さを知り、今後念頭において活動していきたい、とのことでした。

 

那覇教区「一緒に地球を助けよう!」 :2022年10月15日

10月15日カリタス那覇は、那覇地区4小教区(安里・小禄・開南・首里)の子ども達に呼びかけ、安里教会で沢山の学びをしました。当日はウェイン司教、フランシス神父も参加しました。

まずは、教会ホール中央にブルーシートを敷き、そこに大量のごみ〈衛生面に配慮済〉を集めて、分別作業を開始しました。その後、おやつを食べながら「教皇フランシスコが手紙(回勅)を書きました」というスライドショーを見ました。「地球が困ってる」ことなど、様々な情報を伝えた後、「一緒に地球を助けよう!」と訴えました。分かち合いではグループごとに発表しました。グループ発表では司教様の「ポイ捨て禁止」のお話が印象的だったようです。集合写真を撮り、片付けて解散しました。久々に、子どもたちと保護者の皆さんで集まることができたことに感謝です。

 

名古屋教区「こんな教会あったらいいな」:2022年9月22日

9月22日、名古屋教区の司祭月修にて「TOGETHER WE-ケアの共同体をつくるために」の研修を実施しました。33名(司教、司祭31名、名古屋教区カリタス1名)の皆さんが参加され、グループに分かれて「ケアの共同体の構築に向けての課題、今行えていること」などを話し合いました。研修後のお知らせの時間には、教区設立100周年の行事紹介などのほかに、青少年司牧担当者の方が「シノドスなどの動きの中で、私たちは子どもや若者の声を聴いているだろうか?」としてともに子どもたちの声を聴く取組みとして、小教区で子どもたちに「こんな教会あったらいいな」というカードに、自由に意見を書いてもらうアンケート用紙を配布することを伝えていました。これらの声を、11月の「子どもの集い」に活かしていくということです。

名古屋教区子どものつどいポスターはこちらから

 

カトリック学校意見交換会 :2022年8月4日、16日

キャンペーンをカトリック学校の皆さんとともに取り組む一歩として、意見交換会をオンラインで開催し、先生方の意見や提案等を交換する時を持ちました。
現在、SDG’sの取組みを行っている学校も多く、SDGsとLaudato Siはどのように違うのか、SDGsは取り入れやすいが、カトリック、キリスト教的な人間観は違うのでは?というような論議、国際的なネットワークをもつカリタスジャパンならではの事柄を国内外の支援等に興味のある生徒さんたちに活かせるようにしてはどうかというアドバイス、すでに総合学習の「社会課題解決プロジェクト」という時間の中で、Laudato Siの視点を育んでいく取組みをしている学校、四旬節期間中にLaudato Siカレンダーを作成して意識を高め、実践につなげていく取組みを行っている学校など具体的な取組みなどの紹介もありました。今後も、それぞれの学校の取組みをシェアし、ともに考えていける場を持つことを確認しました。