TOGETHER WE キャンペーン 様々な取組み(国内)

国内の取組み

【福岡教区】フードドライブ・カトリック久留米教会
皆さんから食品や日用品を寄付していただき、必要とされている方々へ配布しております。また、この活動は近隣のバプテスト教会やお寺とともに協力しあっています。配布先は、一親世帯、高齢者、障がい者社業所、留学生、実習生などです。誰一人取り残すことのない社会を目指します。

【福岡教区】ぷろじぇくと Hana
危機的状況(様々な暴力、生きづらさ、精神的不安など)の中にいる方々への専門職による電話、SNS等による無料相談。各地からの相談にできるだけこまやかに対応し、一人ひとりの必要に祈りながら、ともに歩んでいます。

【福岡教区】カトリック山鹿教会
貧困問題、福祉問題、平和問題など。平和問題では、回勅『兄弟の皆さん』の朗読と分かち合い/「平和行進」・・・一般、ウクライナからの在住者とともに/「キッズゲルニカ」制作、展示/「世界平和の日」に平和の鐘の打鐘と平和の祈り/「平和の為の集い」・・・戦争体験者より話を聴き、分かち合い/ピース9運動/活動の最終目標は、隣人と神への愛をもって、パン種のように内から変え、もっと良いものをつくり、神によって定められたかわることのないものが残るようにする。

【長崎教区】純心聖母会
各修道院の状況に合わせて、活動しているのは、子ども食堂への協力、難民・外国人への支援、生活困窮者支援、エコロジカルな回心で生活を見直す、回勅を読む、平和のために祈るなどです。小さな努力でも、ともに暮らす地球と兄弟姉妹を大切にしていくことにつなげたい。

【仙台教区】カリタスみちのく

東日本大震災から10年。被災地では、全国からのボランティア、多くの支援者、地域の方々、近隣の方々など、数えきれない出会いがあり、出会った人と励ましあい、力をもらい、気づきを得たり、新しいつながりが生まれたりと、出会う喜びに満たされました。このつながりをもとに「カリタスみちのく」が発足し、被災地での支援活動を継続するカリタスベースやグループ同士の情報共有、情報発信を行っています。また、全国各地に頻発する自然災害、コロナ禍での生活困窮などで、必要とされているところに支援をつなぐお手伝いをしています。

【東京教区】カリタス東京
昨年東京教区に設立された「カリタス東京」の取組の一つとして、カトリック系活動団体のゆるやかな連携促進を行っています。東京教区内では、法人格を持つ団体、任意団体、小教区内の活動グループ、修道会やカトリック学校での活動グループなどが、カトリックの理念に基づく愛の奉仕の取組みを行っています。これらの団体が連携し協力し合って、活動がより豊かなものになり、ケアの文化の構築につながることを願っています。(カトリック東京大司教区カリタス東京)

【那覇教区】
那覇那覇地区4小教区(安里・小禄・開南・首里)の子ども達が、安里教会に集まりました。教会ホール中央にブルーシートを敷き、そこに大量のごみを集めて、分別作業を行い、その後「教皇フランシスコが手紙(回勅)を書きました」というスライドショーを見ました。「地球が困っている」ことなど、様々な情報を伝えた後、「一緒に地球を助けよう!」と訴え、分かち合いではグループごとに発表しました。

 

 

 

 

 

 

【大阪教区】シナピスカフェ
シナピスホームでは、在留資格が取得できない、または仮放免の外国籍の難民を保護しています。彼らは、就労を禁止され、寄付によって生活するしか、命をつなぐ方法はありません。ホームでは彼らの「支援されるだけではなくて、誰かの役に立ちたい」という強い思いから、コロナ禍において、ポリ袋で医療用防護服を作成し、医療従事者の支援活動を実施しました。その後「シナピスカフェ」を立ち上げ、ホームの屋上で育てたミントを使用した「自家製ミントティー」と、持ち回りで作る各国のお菓子を無料で提供しています。地域の方々との異文化交流を深める場、社会貢献の場、生きる希望を育む場となっています。

【日本女子修道会】
日本女子修道会総長管区長会は、それぞれの修道会、修道院でラウダート・シ精神を学んで実践し、その成果を報告しあう集まりをこれまで回開催し、報告書にまとめ共有してきました。各修道院では節電、ゴミ分別、資源の再利用、コンポストづくり食品ロスを削減するための取り組みをはじめ、子どもたちの居場所づくりやキッチンカーを使った食事提供、オンライン上映会など、修道院の外での活動にも取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

【名古屋教区】愛の実行運動

公的な支援を受けにくい深刻な困窮に陥っている外国籍住民のために、それぞれが抱える困難な課題に一人ひとりと向き合ながら、同伴型支援を行っています。シェルターでは、コロナ禍で仕事や住まいを失った人が生活環境を整えながら、新型コロナウイルス感染症を予防するための様々な対策をすすめています。また、各支援機関につなげるための通訳や翻訳など、日本語学習・生活援助ボランティアと協働しながら、コロナ感染症終息後、入居者の自立が完了するまで支援を行っています。

【DARC・MAC】
ダルク、マックなどでは、ピアサポート(当事者同士の支え合い)により、依存対象物に頼らずこれらを和らげる生き方を身に付けるための回復プログラムの提供、料理や掃除、金銭管理など生活に必要な力を付ける訓練、就労支援などを行っています。また入寮による共同生活を行うことによって、回復の妨げとなる孤独感や不安感を解消し、協調性や他者への配慮など対人関係のスキルを身に付けるサポートなども行っています。