月間活動報告2023年6月

月間活動報告6月号ができました

会議関係

国際カリタス総会(5月11日-16日)
第22回国際カリタス総会が「友愛(※)への新しい道すじをつくる(仮訳)」をテーマに、ローマで開催されました。期間中に行われたカリタス総裁の選挙では、菊地功大司教が第13代総裁に選出されました。
※兄弟姉妹的な姿勢でともに歩む

援助審査会(5月19日)
コロナ案件1件を承認するとともに、海外案件1件、国内案件3件を援助部会に上程することになりました。

啓発部会(5月22日)
委員2名が交代し、改めてTOGETHER WEキャンペーン概要と「行動の年」計画、ニュースレターWe are Caritas27号のキャンペーン活用等を確認しました。

社会司教委員会拡大合同会議(5月23日)
社会司教委員会に属する委員会・デスクの司教、秘書、事務局職員が集まり、前年度活動報告と本年度計画、及び各委員会の現状や課題を、今後に向けて共有しました。

 援助金交付先一覧  (2023年5月1日〜31日)

■国内援助
地球対話ラボ
異文化・多世代間交流による被災地支援   5,000,000円             
    
東日本とインドネシア・アチェの小学生・若者がオンラインで交流し、それぞれの地域の未来を考える機会を提供します。カリタスジャパンは会議の企画、準備、開催と在日インドネシア人との交流、子どもたちの居場所づくりをサポートします。

カリタス南三陸
コミュニティ支援とボランティアコーディネート事業            5,000,000円
被災後の移住や別離により心に悲しみを抱えている人々を、他地域からのボランティアが訪問して力づけ、植樹祭や草木染体験などのイベントを通して地域コミュニティを再構築します。カリタスジャパンはイベントの開催やボランティアとの協働などを支援します。

■海外援助
カリタスラオス

ナショナルカリタスと教区カリタス設立支援           2,717,000円
ラオスでは昨年カリタスが設立され、国際カリタス連盟への登録準備をすすめています。カリタスジャパンはカリタスラオスの組織運営ともに、活動をはじめるための調査活動を支援してます。

カリタスマダガスカル
熱帯低気圧(チェンソとフレディ)緊急対応プロジェクト    1,492,800円
1月と2月に熱帯低気圧による大雨、洪水の被害が発生し、死者、行方不明者が出たほか、20,000を超える世帯の約90,000人が被災しました。カリタスはシェルターや食糧、飲料水、衛生キットの提供などに迅速に対応しました。

カリタスモザンビーク
サイクロンフレディと洪水緊急対応      1,492,800円
マダガスカルを襲ったサイクロンフレディはモザンビークにも上陸し、23万人以上が被災しました。カリタスは食糧と生活必需品とともに野菜などの種を提供し、人びとの生活を通常に戻すための支援をしました。

カリタストルコ
トルコ地震緊急人道支援    22,392,000円
トルコでは2月6日に発生した地震の被災者支援活動を継続しています。支援の優先度は発災当初のシェルターや食糧の支援から、医療品や社会心理的なサポートへと、変化が見られます。

カリタスチェコ
ウクライナの紛争被災者のための緊急対応    7,335,500円
ウクライナからチェコに避難している人たちは、戦争の長期化に伴いチェコでの生活が長期化する見通しです。カリタスは必要とされる支援の変化に柔軟に対応し、労働、教育、医療、住まいなど、多様な支援を提供しています。

カリタスモンゴル
2023年組織強化支援&デイケアセンター    7,023,500円
カリタスモンゴルの組織基盤を強めるため、カリタスジャパンは、2005年頃から現地カリタスの組織強化を行うとともに、貧しい家庭の子どもたちを受け入れるデイケアセンターの運営を支援しています。

カリタスキルギスタン
2023年組織強化支援&天文学キャンプ     3,135,117円
設立間もないカリタス(ヤングカリタス)の支援として、カリタスキルギスの組織強化をサポートしています。また若者を対象に天文学を通じた教育支援を行っています。