月間活動報告2024年12月号ができました。
会議関係
援助審査会(11月29日)
国内緊急案件2件(能登半島地震、秋田山形豪雨)を承認するとともに、海外一般3件、国内一般1件(東日本大震災)は申請通り、国内緊急案件1件(能登半島地震)は条件つきで援助部会に提案することになりました。
援助金交付先一覧(2024年11月1日〜30日)
■海外援助
カリタスネパール
ネパール洪水・土砂崩れ対応と復旧プロジェクト 1,650,000円
9月下旬の継続的な降雨は、各地で鉄砲水や土砂崩れ、浸水事案が発生し、特にバグマティ州とガンダキ州に甚大な被害を与えました。被災した住民に対し、シェルター用品や生活用品、子どもたちの学びの継続に必要な教育用品の給付、収入機会としてのがれき撤去作業の提供、給水施設の復旧を図ります。
ガンダキ州での生活用品配付の様子 © Caritas Nepal
カリタスアルメニア
難民と地域社会の社会経済的統合とレジリエンス強化 1,650,000円
2023年9月のアゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフ自治州攻撃により、アルメニア系住民10万人以上が難民としてアルメニア国内に流入しました。帰還の見通しが立たない難民に対し、受入地域において難民の定住を進めるため、住居の確保と就労機会を創出し、受入コミュニティとの間の信頼構築が必要になります。
■国内援助
震災復興子ども支援(名古屋教区)
2024年9月能登豪雨における町野町 1,500,000円
震災復興子ども支援では、地震発災時より、アクセスが悪い町野町にて、曽々木地区自治会とともに立ち上げてきた「曽々木ボランティアベース」にて、 住民の支援を行っています。豪雨による泥出しニーズが高まる中、公費解体が進み、家屋に残された大切な品物を早急に運び出すことが住民から求められていますが、そのための軽トラダンプの支援を緊急で行いました。
みんなの居場所はぐ(東京教区)
フードパントリー・子どもだれでも食堂 312,000円
フードパントリー活動から始まったこの団体は、現在その活動を子どもだれでも食堂に発展させ、様々な角度から人々に寄り添い、居場所づくりをしています。今後、より持続的な組織運営をしていくため、本年度を初年度として3年間の基盤強化期間を支援します。
リカバリーライフ(大阪高松教区)
グループホーム新規開設 2,000,000円
依存症当事者の方とそのご家族や関係者の方々が、心おだやかに社会と関わる生活をするための支援活動に取り組む団体です。グループホームを新設するための費用の一部を支援しました。
日本カトリック障害者連絡協議会(名古屋教区)
障害者100人に聞く「教会の中での合理的配慮アンケート調査」 1,000,000円
日本の教会と協働し、ともにインクルーシブな教会の在り方を学び、日本のカトリック教会への提言を通じて具現化することを目指すため、全教区を対象としたヒヤリング調査および提言活動の取り組みです。