中東情勢

現在の中東情勢は不安定で予測不可能な状況にあります。米国とイスラエルによるイランへの攻撃、イランによる報復攻撃。そしてイスラエル軍によるパレスチナのガザ地区とレバノンに対する作戦継続により民間人の犠牲者と避難する人々の増加、そして世界経済への影響が深刻化しています。

今月初旬の国際社会による圧力とパキスタン政府の仲介により、4月7日に米国とイランの間で、ホルムズ海峡の再開などの緊張緩和措置と連動した2週間の停戦が発表されました。

しかし、停戦発表の数時間後の4月8日、イスラエルはレバノンに対し、事前の予告なしに「永遠の闇(Eternal Darkness)作戦」を発動し、民間人を標的とした過去最大規模かつ激しい攻撃を首都ベイルート、レバノン南部、ベカー高原などに行い、停戦合意の実効性に疑問を投げかけています。レバノン国内では同日だけで死者254人、負傷者1165人、数千戸の家屋が被害を受けています。この結果、125万人以上の国内避難民(うち、35%は子どもたち)を生み出し、中東地域では治安や経済状況の悪化、人道支援活動の困難化など、直接的、間接的な影響を受けています。

そのような中、カリタス・レバノン(CL)は、国内複数の町に緊急支援チームを派遣し、家を失った国内避難民に対し、食料や水、医療品、衛生用品、ディーゼル燃料を届けており、カリタス・ジャパンは今年1月の資金支援に引き続き、追加支援によりCLの活動を支えます。

個別医療相談©CL

温かい食事の準備©CL

温かい食事の配付©CL